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休職支援BPO by freee人事労務アウトソースを使った外注で解決する

休みたいのに休みにくい休職者、休んでほしいけど素直に喜べない経営者

2023年07月10日 15時00分更新

文● ASCII

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ーーこのサービスで救われる企業も多そうです。

塚本「休職当事者は安心して休みやすくなりますし、『休職期間中の業務が他メンバーの負担になっていないか?』『自分に代わる人が採用されて、復職後に自分の居場所はあるか?』といった漠然とした不安の解消にもつながると考えます。

 経営者視点では、やはりコストメリットが大きいです。中小企業で休職者が発生した場合、対処方法は2パターン考えられます。ひとつは、休職者当事者の業務を他のメンバーに引き継ぐこと。当然、業務を引き継ぐ方は現状の業務に加えて、新しい業務を担うことになるので、高い負荷がかかります。場合によっては、生産性の低下や従業員のロイヤリティーの低下を招く可能性もあると思います。

中小企業は、必要最低限の人員で経営されているケースも多い

 もうひとつは、休職期間中の業務を、新規採用によって補填する方法です。この場合、休職当事者が復職した場合、業務量に見合うよりも多い従業員を抱えることになります。ギリギリの人員で経営している中小企業の経営者にとっては、いずれも長期的なコストが発生する頭の痛い問題です。アウトソースという手段なら、この問題を解決できます。『余剰人員を抱えることができない中小企業』のすべてに、この課題が潜在的に存在していますから、すべての中小企業の労務業務にお役にたてると考えています」

freeeが考える、アウトソーシングのメリット

ーー本日はありがとうございました。今後、freeeブランドで着手したい領域やテーマはありますか?

塚本「freeeでは、スモールビジネスの方を対象としたバックオフィス業務を効率化するクラウドERPを提供しています。 freeeの提供する各種サービスがシームレスに繋がり、バックオフィス業務を統合することで、自動化と業務全体の効率化ができます。経営全体を可視化できるようになれば、これまでにないスモールビジネスの経営アクションが生まれます。私たちがいま目指しているのは、そこですね」

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