レザー素材を採用した3つの形態で使えるUMPC
最後に発表された「ONEMIX 5」は、天面と底面にレザー素材を採用したUMPC。CPUはインテル第12世代「Core i7-12500U」(10コア/12スレッド、最大4.7GHz)で、メモリーがLPDDR5-5200の32GB。ディスプレーサイズは10.1型でsRGB比100%と高色域で、映画鑑賞などで活躍するとしている。
ディスプレーの背面が中央で折り曲がって畳む形状になっていて、クラムシェル型のノートPCとして使う「ノートPCモード」、「タブレットモード」、「ステージモード」の3つのモードで利用できる。
「ONEMIX 5」はデュアルファンを採用、レザーで覆われているので、熱も伝わり辛いとのこと。本機は発売日と価格が未定だが、日本語キーボード搭載モデルを発売予定とのこと。
「ONEXFLY」はCPU性能こそ「ROG Ally」とほぼ同じだが、後発な分メモリーのクロックで勝り、本体のインターフェースはUSB Type-Cが1つの「ROG Ally」よりも多い。ディスプレーもゲーム機型のPCとしては、「ROG Ally」に次いで120Hz対応という点も見逃せない。
一方、「ONEMIX 5」は持ち運びに適したサイズで、さっと取り出してペン入力でメモが取れるノート代わりとなるレザー素材の1台として気になる存在だ。Windows用の電子書籍アプリを入れて本を読むのにも良いサイズで、Windows PCの汎用性も兼ねそろえている点も魅力的。こちらも価格や発売日が気になるが、実機が借りられることがあれば、詳しく紹介したいと思う。