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フィリップ モリスが進める3つの変革

たばこを売る会社が作ろうとしている「煙のない社会」の形とは?

2023年06月30日 16時30分更新

文● ASCII

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たばこを“吸わない人”との共存

ラビスタ東京ベイには、加熱式たばこが使用できるフロアがある

 喫煙に関する議論の中でも重大なテーマである「喫煙場所」。かつての日本は、ほとんどどこでも喫煙ができた。会社のオフィス、駅のホーム、新幹線や飛行機、学校の構内。だが、健康に関する意識の高まりと共に、当たり前に置かれていた灰皿が徐々に撤去され、2020年に施工された改正健康増進法が後押しとなって、いまでは、“限られた場所のみで喫煙ができる”という状態になっているのは、誰もがよく知るところだろう。ホテルや旅館も例外ではなく、客室を除く屋内は原則禁煙となっている。

 そんな中、フィリップ モリス ジャパンは、すべての人がたばこの煙を気にせず、どこでも快適に過ごせる「煙のない社会」をテーマとした施策を続けており、喫煙を取り巻く環境の整備も支援している。

 東京都江東区のホテル「ラビスタ東京ベイ」も、そんな例のひとつだ。ラビスタ東京ベイは、9階の全客室に加熱式たばこを使用できる専用フロアを設け、加熱式たばこ専用の吸い殻入れ「スティックトレイ」を設置している。

 同ホテルは582室の客室を持つ。他のホテルとは異なる“コンセプトフロア”が必要なのではないか?という意見が社内で上がり、社内にIQOS利用者が多かったことから、「IQOSフロアはどうか」と話が進み、フィリップ モリス ジャパンの協力を得て、この施策が実現したという。

 エレベーターホールにはラビスタ東京ベイとIQOSのコラボレーションを表現した装飾を施したり、フロアに併設された加熱式たばこ専用室には、加熱式たばこスティックを試せるカウンターが設置されているなど、加熱式たばこ利用者のためのフロアに仕上がっており、ユーザーからも好評を得ているという。「便利ですね」と声をかけられることもあるそうだ。

フィリップ モリス ジャパンの全面的な協力で実現した

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