NTTレゾナントは6月26日、Afternoon Tea監修の「XRティールーム」を発表した。本施策を6月28日~30日に東京ビッグサイトで開催される「第1回 メタバース総合展【夏】」に出展する。
会場では、NTTレゾナントが新たに開発したAI技術「SemSol(セムソル)」や、人格を保ちながら従来よりも一貫性のある会話ができる技術(2022年10月公開)を活用したAI店員が登場する、メタバース空間のリアル店舗であるXRティールームを展示する。
初公開のSemSolは、会話の文脈、トピック、背景となる意味情報を学習し、複数の応答候補から最適な応答を選択することで、より自然な会話を実現する技術。
展示では、AI店員としての役割を持つNPC(Non Player Character)やさまざまな人格を持つNPCと自然かつ生き生きとした対話を体験できるという。さらに、AI店員との対話から紅茶の知識を深め、美しいティールーム空間やリアリティーのある茶器を見るなど、リアル店舗にいるようなXRならではの体験を味わえるとしている。
本サービスは、テキスト情報の解析に加えて音声・映像情報の解析を可能にするマルチモーダル対話APIなど、さまざまなAI技術を活用できるNTTレゾナントのAPI群「AI suite」にて提供する。
XRティールームは、8月にオンラインによる期間限定の一般公開を予定している。なお、NTTレゾナントは7月1日をもってNTTドコモと合併するが、合併後も引き続きNTTドコモが本サービスを提供する。
■展示会概要
展示会:第1回 メタバース 総合展【夏】
会期:6月28日~30日
時間:10時~17時
会場:東京ビッグサイト 東展示棟 25-51
公式サイト:https://www.metaverse-expo.jp/summer/ja-jp.html