ツバサ・フロンティアは6月20日、5L液剤農業用農薬散布ドローン「X1000」を発売した。
X1000は5リットルの液体を散布できる小型仕様で、重量も4.5kgと軽いため女性や高齢者でも取り扱いが容易。自動飛行や走行アシスト機能などのコンピューター制御を搭載し、散布時のムラやばらつきを抑えることができる。ドローンで農薬散布する場合の操作に必要な技術や、農薬散布の申請手続きなどが必要となるが、同社にて事務所や専用の飛行場で実技講習を実施している。
価格は71万5000円。
また、一等・二等無人航空機操縦士免許制度に完全準拠した訓練用ドローン「TOMCAT」も販売する。
免許試験に必要な操縦技術の訓練に適したドローンで、各種法令や技術基準に基づいて設計された安全性に優れたモデル。水平位置制御や高度維持機能のオン/オフが可能で、カメラ、プロペラガード、前後識別用LEDを搭載。また、オーバーライド可能な送信機を搭載しており、免許試験に必要な操縦技術を完全にカバー。
制御/GCSにArdupilot/Mission Plannerを採用し、ルート設定によるオート飛行もでき、機体は分解可能で、ドローンの構造や部品構成を学ぶことができる。Mission Planner等の日本語マニュアルが完備されており、基本設定は出荷前に完了。パーツ単位での修理・交換が可能で、容易に修理やメンテナンスができるなどの特徴を持つ。価格は32万7800円。