ドキドキ、不思議なドライヤーハウス
【実機レビュー】チワプー犬の毛がふわふわ! ペット用ドライヤー「Drybo Plus」
2023年06月23日 19時00分更新
コロナ禍や仕事のリモート化の影響で自宅にいる機会が多くなり、ワンちゃんをお迎えした人(ご家族)が増えたように感じます。毎日触れ合うことで癒されているのはもちろんですが、「とにかくお世話が大変」と感じている人も多いはず。
本連載では、筆者宅で毎日走り回っているチワプー犬「るねちゃん」(チワワとプードルのミックス犬)に協力してもらい、最新のペットガジェットをレビューしていこうと思います。便利なガジェットや見守りサービスを使いこなすことで、アスキー読者の飼い主さんとワンちゃんがより快適に、幸せに暮らして欲しいというのが目的。今回は、シャンプーあとの愛犬を自動で乾かしてくれるペット用ドライヤーハウスをピックアップ!
見た目も可愛いペット用ドライヤーハウス「Drybo Plus」
自宅に届いた段ボールの大きさに、まずはビックリ。「箱、デカ!! 」と思いましたが、実際の製品はとてもコンパクトですっきりしたデザインでした。サイズは外寸が幅437mm×奥行き467mm×高さ436mm、内寸は幅415mm×奥行き319mm×高さ360mm。中型犬のケージくらいのサイズで、重量は8.8kg。女性ひとりでもなんとか持ち運べるくらいの重さです。そして、とにかくおしゃれで可愛い!
真っ白く丸みを帯びた立方体型で、どこに置いてもしっくりきます。もちろん、ワンちゃんを乾燥させるので、洗面所などに置いても間違いなく合うのですが、やっぱり目が届くリビングで使いたいという人にとっても、まったく違和感がありません。
我が家ではリビングに置いて扉を開けたままにし、普段はるねちゃんのお部屋として利用することにしました。付属のクッションがとてもよくて、ケージとしての使い方もできます。
まずは慣れてもらうところからスタート
るねちゃんもなのですが、怖がりなワンちゃんは多いです。いきなりドライヤーハウスに閉じ込めてスイッチオンしてしまっては、驚いて「もう入りたくない!」となってしまう子もいるはず。まずはゆっくりと、この不思議なドライヤーハウスに慣れてもらうことが大事とのことでした。
お気に入りのおもちゃを入れたり、おやつを入れてみたりと、るねちゃんがちょくちょく中に入っていくように誘導してみました。中に入ったら褒める! を数日間繰り返すことで、ハウスに慣れてもらうのです。
ドライヤーハウスの操作はタッチパネルで簡単
次の段階は、いよいよドライヤーハウスの動作! 扉を閉めたら、まずは静かな「送風」モードで少し風を送ってみましょう。操作は本体上面のタッチパネルで行うのですが、基本的にはモードを切り替えてスタートするだけなので、とっても簡単。なお、自動でタッチ操作にロックがかかるのですが、ロック解除の方法が「電源」ボタンを押してから「ロック」ボタンを押す──という操作に、最初は少し迷うかもしれません。
さて、るねちゃんはというと、「送風」モードでもちょっと怖いみたいで固まっちゃいました(笑)。でも、すごく嫌っているというわけではなさそう。ドライヤーハウスには、左右についている小窓から手を入れることができるので、大丈夫だよ〜となでながら少しずつ慣れさせていくことにしました。
思ったよりも乾燥時間が短い!
何度か送風を繰り返して風にも慣れてきたところで、いよいよ乾燥モードを試すときがやってきました。
土のお庭で盛大に遊んだ後、るねちゃんをお風呂でシャンプー。タオルで軽く拭いた後に「快適乾燥」モードで乾かしてみましょう。中に入れて扉を閉めると、まだ少し怖がりはしているものの、意外にもおとなしくしてくれています。ときどき、軽く前足で扉を開けようとしますが、その程度では開きません。るねちゃんの不安が大きくならないように、近くでしっかりと見守りながら乾燥をスタート。しばらくすると少し慣れてきたのか、ドライヤーハウスの中でお座りしたり、横になったりし始めました。
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