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統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」、教育委員会向けに学校単位の情報を一画面で閲覧できるダッシュボード機能をリリース

株式会社EDUCOM
2023年06月13日

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株式会社EDUCOM
教育委員会と学校現場の架け橋として蓄積した校務データを活用可能に

全国の小・中・高等学校に学校支援システムを提供する株式会社EDUCOM(読み:エデュコム、本社:愛知県・東京都、代表取締役CEO兼COO:小林 泰平 、以下EDUCOM)の統合型校務支援システム(*1)「EDUCOMマネージャーC4th」(読み:エデュコムマネージャーシーフォース、以下、C4th)は、教育委員会向けに学校単位の情報を閲覧できるダッシュボード機能をリリースしました。



(*1)統合型校務支援システムとは、教務系(成績処理、出欠確認、時数など)・保健系(健康診断票、保健室管理など)、指導要録などの学籍関係、学校事務系などの統合した機能を有するシステムのこと。

◆教育委員会向けダッシュボード機能リリースの背景
文部科学省は、令和3年12月、学校現場の働き方改革を促進するための校務の情報化の在り方や校務系システムと他システムとのデータ連携の可能性などについて今後の方向性を示すことを目的に「GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議」を設置し、令和5年3月、「GIGAスクール構想の下での校務DXについて~教職員の働きやすさと教育活動の一層の高度化を目指して~」と題した最終まとめを発表しました。

最終まとめでは、GIGA端末の活用を通じて生まれつつあるデータの利活用が課題の一つであるとして、特に児童生徒や学校の重要情報を一画面に統合して活用しやすくする機能(ダッシュボード)の開発ならびに普及の重要性が言及されました。

これを背景にEDUCOMでは、2019年にリリースした学校向けの児童生徒ボード(児童生徒情報を集約したダッシュボード)、学級ボード(学級の情報を集約したダッシュボード)に加えて、この度、教育委員会向けの学校ボード(学校の情報を集約したダッシュボード)をリリースいたしました。

◆教育委員会向けダッシュボード機能概要
教育委員会はより良い学校経営のため、学校現場の伴走者として情報発信や改善提案などの支援を行っています。情報交換・状況把握のため学校を訪問する際には、学校が作成した要項を事前に読み込み学校の状況をある程度把握しますが、細かい情報を資料のみから得るのは難しく、また学校現場にとっても多忙な業務の合間を縫って教育委員会向けの情報をまとめたり報告資料を作成するのが負担となっています。

今回リリースする学校単位のダッシュボード機能では、教育委員会が適宜自治体内の各学校の情報を入手できるようになり、双方に負担が少なく情報共有が可能となります。教育委員会は学校からの報告資料とダッシュボード上のデータを照らし合わせて確認することでより理解が深まり、学校の日常的な報告の手間を軽減する手助けとなります。

画面上に配置するデータの種類やチャート表示の種類は、数パターンの中から選択可能です。

◆教育委員会向けダッシュボード機能に期待される効果
教育委員会と学校現場の双方の負担軽減……多忙な学校現場の教職員が情報をまとめて資料を作成したり、こまめに教育委員会への報告をしたりせずとも、事前に学校の様子が伝わるようになります。教育委員会側も要項などを読み込むことなく、適宜学校の状況をダッシュボード上からデータとして把握することができます。

教育委員会が情報センターとして機能できる……自治体内の各学校のダッシュボードを閲覧できるため、近隣の学校で感染症が流行した際など、他の学校にも注意喚起の情報発信ができるようになります。その他、他校の傾向から予測される事象に対して学校に早めの声かけがしやすくなります。

教育委員会の運営補助……改善を目指す指標をダッシュボードで定期的にチェックすることで、自治体が目指す教育プラン実現の手助けになります。

教育委員会と学校現場の橋渡し……データを活用し現場目線に寄り添った学校支援が可能となります。

校務データの利活用……ダッシュボード上で確認できるデータから傾向が掴めるようになれば、データを分析し今後の利活用へと発展させていくことができます。



今後もEDUCOMは、これからの「元気な学校」を実現するパートナーとして、校務支援システムを中核とした日常的にICTを活用できる「次世代学校支援システム」を進化させていきます。

◆「EDUCOMマネージャーC4th」について
「EDUCOMマネージャーC4th」は、EDUCOMがクラウドあるいはオンプレミスで提供する、全国の小中学校向けに先生の校務の効率化を支援する統合型校務支援システムです。ご興味がある場合は、お問い合せフォーム、またはEDUCOMの担当者にお問い合わせください。
URL:https://sweb.educom.co.jp/swas/index.php?frame=C4th

◆株式会社EDUCOM(エデュコム)について
1989年4月に教育用コンピュータ事業を開始、1990年に有限会社として設立。多忙な先生の業務の効率化を実現する「統合型校務支援システム」をはじめ、保護者向け情報発信ツールや子どもの「心と学びの記録・振り返り支援システム」などの学校支援システムは全国約500自治体、約10,000の小中学校で利用されている。
2019年1月にベネッセグループのClassi株式会社と戦略的パートナーシップを締結。今後はGIGAスクール構想で児童生徒1人1台端末が普及したことを受け、統合型校務支援システムと連携した児童生徒ならびに保護者向けのサービスを拡充し、学校全体の活動を支援するサービスの提供を目指す。

◆会社概要
名称 :株式会社EDUCOM(読み:エデュコム)
代表取締役 :小林 泰平
本社所在地 :
〒486‐0918 愛知県春日井市如意申町7-7-5
〒163-0411 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング14階
事業内容 :学校支援システムの開発・販売・サポート(導入・運用・保守)
URL :https://www.educom.co.jp/

◆本件に関するお問い合わせ先
お問い合せフォーム:https://sweb.educom.co.jp/swas/index.php?frame=shiryou

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