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T教授の「戦略的衝動買い」 第737回

「KB1Kメカニカルキーパッド」をAmazon Musicのコントローラーとして衝動買い

2023年06月09日 07時30分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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原稿書きBGMのAmazon Musicの簡単操作のために「KB1K メカニカルキーパッド」を衝動買い

音楽リスニングをより快適にするために開発された
メカニカルキーパッドを衝動買い!

 キーボードを打って原稿を書いているほとんどの時間は、BGMとしてAmazon Musicを連続再生してる。そのためキーボードを打つ指先を遠く離れたマウスではなく、至近距離にあるトラックポイントの赤ポチに移動して、曲送りボタンや音量調整を操作するのすら面倒な時がある。

 筆者は、本連載でも(「一目惚れしたTrackPoint付きキーボード「Shinobi」を衝動買い」)と題して紹介した、ThinkPadキーボードと互換のTEXのShinobiフル・キーボードを愛用している。キーボードの最上段に用意された音量・大・小&ミュートの3つのキーを使用することで、多少は楽に音量系は操作可能だが、連続して音量大や音量小のキーを何度も打鍵するのもやっぱり面倒なのだ。

マットブラックモデルを最初に買ったが、ホワイトモデルも欲しくなって速攻で2台体制。1台はデスクトップ常時接続、もう1台はモバイルPC&スマホ用

 そんなことを考えていた時に、ネット上で音楽リスニング環境をより便利にするという「KB1Kメカニカルキーパッド」(以降、KB1K)を見つけて衝動買いした。Type-C USBポートに接続する外付けのマルチメディアキーパッドだ。最初にブラックモデルを衝動買い、続いて最新のホワイトモデルも衝動買いして、すぐに2台体制となった。

 KB1Kのルーツモデルは、年初に限定数発売された「KB1 USBキーパッド」という製品で現状のKB1Kとの差異はハウジング(筐体)がメタル仕様であった点だ。値段的にも現状モデルより少し高価で3300円前後だった。KB1KはハウジングにABS+アクリル樹脂素材を採用したCR(Cost Reduction)モデルだが、実際に本体を手で持ってもまったく安っぽさは感じない素晴らしい出来栄えだ。

 ハウジングにはUSB Type-Cポートが側面と背面の2ヵ所にあり、USBケーブルでスマホやパソコンに接続して使用する。2つのUSBポートの機能は同じ。KB1Kとホストであるスマホやパソコンとの位置関係によって、使いやすい便利な配置になる方を選ぶことが可能だ。シンプルだが、これはなかなか素晴らしいアイデアだ。

2ヵ所あるUSB Type-Cポートが地味に便利。ホストデバイスによって最適のレイアウトを実現できる

 マットブラックのハウジングには、上面にFiiOロゴが印刷されたボリュームノブと文字や機能の刻印のまったくない3個のキーが、目一杯レイアウトされている。ボリュームノブやキーの背景には、設定変更可能なLEDの照明効果を組み合わせ、カラフルで楽しいマルチメディアの再生環境を提供してくれる。

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