バンダイは6月6日、「Tamagotchi Uni(たまごっちユニ)」を発表した。2種をラインアップし、価格は各8250円。国内では6月8日に予約を開始し、7月15日に世界同時発売する。海外では北米や欧州など全35の国と地域で展開する。
Tamagotchi Uniは、デザインや遊びの内容を統一した世界同一機種で、自分が育てた自分だけのたまごっちで世界中のユーザーとコミュニケーションを取れる製品。
Wi-Fiを内蔵し、たまごっちたちのメタバース「Tamaverse(たまバース)」へ出かけて、世界中のユーザーが育てたたまごっちに出会える。また、直接クラウドに繋がることで、常に新しいイベントやアイテムの配信コンテンツをダウンロードできるほか、世界中のたまごっちと競ったり、協力したりするイベントを世界同時に開催することが可能となる。
本機能はアマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウドサービスを活用しており、AWS IoTサービスを本体とクラウド両方で利用することにより、安全で信頼性、拡張性の高いサービスを実現したという。
AWSは、Tamagotchi UniをIoT化するために、セキュアな接続を保証できること、全世界で100万台以上の接続のためのリソースのスケーリングや負荷分散ができること、運用コストを最適化することという3つの目標を設定。この目標を達成するために、AWS IoTをフル活用したサーバーレス構成を構築した。Amazon Web Servicesブログにて、具体的な方法を説明している。
その他、手に入れたアクセサリーを組み合わせて、たまごっちの見た目をコーディネートできる。また、同じたまごっちでも「シャイ」「あまえんぼう」「やんちゃ」などさまざまな性格を持っており、ユーザーの育て方によって好きな食べ物やお気に入りの“おどうぐ”が変わる。
さらに、Tamagotchi Uni同士を直接通信する機能「ツーしん」することで、たまごっちたちを一緒に遊ばせたり、アイテムを交換したり、おそろいのアクセサリーを作ったりできるほか、ツーしんしたたまごっちとパートナーになるとレアなたまごっちに成長することがある。