ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。こう気温が高くなってくると焼肉を無我無心にかっこみたくなりません? 私だけ? お肉でスタミナつけたいぞ~。
少し昔だと焼肉って友人やファミリーなど複数人で行くイメージが強かったですが、最近だとおひとり様焼肉は当たり前。ひとり客が利用しやすい仕様になっているお店もあるんですよ。
そこで「ひとり焼肉特集」として、都内のチェーンを中心にひとりで焼肉を訪れて記事を連載していきたいと思います。第1回目は、ひとり焼肉といったら、ということで「焼肉ライク」!
焼肉のファストフード「焼肉ライク」
焼肉ライクは、“焼肉のファーストフード店”をコンセプトに、ひとり1台の無煙ロースターで好きなだけ焼肉が楽しめるお店。2018年から展開を始めた比較的新しめなチェーンでありますが、現在は全国で90店舗以上出店。主に繁華街など都市部にあるようです。
ひとり焼肉が広まったのも焼肉ライクの功績が大きいのでは……。ところが、私ナベコは今まで訪れたことがなかったので、今回が初ライクです!
訪問すると、ひとり客用のカウンター席に案内していただけました。隣の席とは仕切りがあり、「一蘭」ラーメンのようなコックピットスタイル。
スペース自体はこじんまりしているけど、ひとり用の焼き場が用意されているのがうれしいです。注文は最近の店に多いタッチパネル形式。快適なおひとり様ブース!
今回ランチで訪れたので、定食を注文。豚生姜焼きはホルモンもあったけど、やっぱり牛肉が食べたい! 牛焼肉のランチで一番安かった「Wカルビセット」を注文しました。
Wカルビセット(990円)を注文
ランチのWカルビセットはバラカルビ&匠カルビの2種で計150g、ごはん、スープ、キムチ、玉ねぎ(焼き用)がセットで990円。1000円切るのがうれしい。ごはんのおかわり無料です(11時から17時の時間帯限定)。
なお、こちらの定食は「バリューランチ」の項目にありましたが、商品自体は終日注文できる模様。ごはんのおかわり無料なのはランチ時間帯限定のようでした。
パッと見わかりづらいですが、2種のカルビが……! 薄切りのほうがバラカルビ、厚切りで色が濃いのが匠カルビです。
では火にかけていきましょう。ジュジュ―、ジュワ―!! 脂が滴る魅惑のお肉に思わず口元がほころぶ。左右に仕切りがあるので、お肉に恍惚としている表情を他の人に見られないのがナイス。
火力も、もちろん自分で調整できるまようになっています。
バラカルビは薄いので早く火がとおります。漬け込みダレは甘めでご飯が進みますね。薄くはありますが、チェーンのお肉ってこんな感じだな~と。脂ががたっぷりでウマイです。
そしていよいよ匠カルビ。こちらは肉厚で、口に含むとムホッと喉にお肉が当たる感じ。むぎゅむぎゅと噛むごとにタレの旨さと肉の旨さが広がります。食べ応えあるーーー!
ご飯にのせて、うふふふ! 焼肉の醍醐味ですよね!! 焼肉150gはペロリと平らげてしまいました。今回はランチでしたが、夜だったら追加でもう少しお肉がほしいな。
1000円以内のセットで、2種のお肉がセットになっているのがうれしいですね。1種だけだと飽きが来てしまいそうですから。
お肉以外にもうれしいポイント
「タレの種類が豊富」「ふりかけがある」
さて、焼肉ライクの気に行ったポイントは、お肉以外にもあります。
ひとつは豊富な「たれ」。卓上には、旨辛コチュジャン、生醤油だれ2種に、焦がし味噌だれ、さらにはレモン汁や、おろしニンニクもあって、試し放題、味変し放題!
また、ご飯用のふりかけが用意されているのもうれしいポイント。ガーリックバターのギルティな味わいのふりかけ。ご飯にしっかり混ぜ込むとガーリックライスのような味わいを楽しめますよ。ごはんをおかわりしても、もてあます心配なし。
ただ、個人的にもう一歩と思ったのは、キムチ。浸かりが浅く、辛さが控えめなあっさりした味わいでした。私は熟成度の高くて辛いキムチが好きなので、こちらは好みではなかったです。
その点、スープはとても気に入りました。具がほとんどなく地味に見えますが、おそらくテールスープなのかな? お肉の旨みが凝縮していて、食事前から胃を目覚めさせてくれました。
「落ち着かない」という人もいるかもしれないけど
今回焼肉ライクに初訪問。ひとり用のカウンター席なので、まわりの目が気にならず、焼肉に専念できるのがメリットだと感じました。ほら、肉食獣って、獲物を捕食する時に、誰にも見られないところに隠れますよね。そんなことからも、視線が遮られているとホッとするのはわかります。1000円以下の定食もあって、お財布にも優しい。
サッと入れて気軽な一方で、スペースが狭いので「落ち着かない」という声もあるかもしれません。仕切りごしとはいえ、すぐ隣に別のお客さんがいる状態になりますので。ビールをお供に焼肉をつついて、ゆ~っくりしたい場合は向かないかも(もちろん、その状態でも大丈夫という人もいるでしょう)。
まあ基本的には、“ファストフード感覚”がコンセプトなので、くつろぎたい、ゆっくりしたいなら別のお店をチョイスするのが良いのでしょうね。
ひとりでも定食チェーンに行くような感覚で足を運ぶにはよくできた焼肉チェーン屋さんでした!
※価格は店舗により異なる可能性があります。詳細はお近くの店舗をご確認ください。
※記事中の価格は税込み
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— アスキーグルメ (@ascii_gourmet) November 17, 2020
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