エレコムは5月22日、事業の成長のためには人材への投資が不可欠かつ優先事項であり、従業員の安定した生活を支えることを考え、2022年に続き、2回目のベースアップを行なうと発表した。
同社は、2022年10月より正社員などのフルタイム勤務社員には5000円／月、パート社員には時給30円の特別手当を支給し、2023年4月より基本給に組み込む形でベースアップを行なっている。
今回、従業員の安定した生活を支え、業務へのモチベーションアップにつなげるため、2023年度も、4月分の給与より逐次、2022年と同条件で2回目のベースアップを行なうという。
対象者：正社員などのフルタイム勤務社員、パート社員
支給額：一律5000円／月 時給30円引き上げ
対象人数：およそ1000名
また、役職者を対象とした「役職手当」を新設。2023年4月分の給与より対象者約210名に対し、役職に応じて2万円／月、または3万円／月を支給する。
あわせて、従業員が成長実感を持ち、多様な人材がそれぞれの環境で最大限活躍できるようにするため、福利厚生の充実化を図ることも決定。
具体的には、要望が多かった19種の公的資格の受験・受講料の補助や合格一時金の支給を開始するほか、従業員が安心して子育てができるよう、生活支援策として支給していた出産祝金を従来の2万円から増額するとした。
