マイクロソフトのバイスプレジデントMichael Schechter氏は5月17日、自身のTwitterアカウントで、同社の検索エンジン「Bing」のチャットAI機能を非ログインユーザーにも開放したことを明かした。
これまでBingのチャットAI機能はBingにログインしたユーザーに限定して公開されていたが、今回の開放によりアカウントを持たないユーザーでも利用可能となる。
As some of you have noticed, we’ve started rolling out unauthenticated chat access on Bing. Seeing only 5 chat turns per session? Sign in to have longer conversations.
— Michael Schechter (@mikeschechter) May 17, 2023
ただし、非ログイン状態でチャットAI機能を使う場合は、1回の会話が最大5ターンまでに制限される。ログイン状態で利用すれば制限が緩和され、より長い会話も可能だ。
実際に筆者が非ログイン状態で利用してみたところ、5ターン目のAIの回答をもって会話が終了し、ログインを促す文章が表示された。
Bingの会話系AI機能は、OpenAIの「GPT-4」をベースに開発されており、「Microsoft Edge」やスマートフォンのBingアプリなどで利用できる。