グーグルは5月17日、東京大学と米国シカゴ大学の量子コンピューター研究パートナーシップに対して、今後10年間で最大5000万ドル(約69億円)を支援すると発表した。
量子コンピューターに関する日米共同の取り組みを支援することが目的。支援内容には研究者や学生への「Google Cloud」の提供や研究への助成金なども含まれる。
本件の正式な署名は、日米首脳会談とG7サミットに合わせて5月21日に実施予定。
同社と東京大学は2020年10月、AI 相利共生未来社会の実現に向けたパートナーシップを締結。2023年2月には、AIを活用した多遺伝子リスクスコア(PRS: Polygenic Risk Score)モデル研究での協業が発表されている。