茨城の人気ラーメン店が「ラーメンWalker茨城2023」(発売中)の読者のために、限定麺を出す「プレミアム限定麺」。「茨城のこだわり食材」をテーマに、6店舗がバトンをつないでいく。第5弾となる2023年5月は、水戸市の人気店「中華蕎麦 みうら」が登場。茨城産の希少なブランド豚を贅沢に使ったチャーシューメンを披露する!
【2023年5月20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)開催】甘い脂がとろける! 和之家豚のつるし焼きチャーシューメン
「和之家豚(わのかとん)チャーシューメン」(1500円)。1日20杯限定
茨城県は実は豚肉王国。飼育数こそ全国8位(2022年農林水産省発表)にとどまるが、ローズポーク、味麗豚(みらいとん)、美明豚(びめいとん)など、20種以上のブランド豚が存在し、地域や生産者がそれぞれこだわりの豚を飼育している。
その中から「中華蕎麦 みうら」が選んだのが、和之家豚 八十八(わのかとん やそはち)。茨城町の「和家(わけ)養豚場」が飼育している希少豚で、最大のこだわりは飼料にある。茨城産の米を配合した専用混合飼料を与えている。米を食べて育った和之家豚 八十八は、もっちりとした味わい深い赤身ととろける脂が特徴だ。
今回は和之家豚 八十八のバラ肉をチャーシューとして使用。専用の釜でじっくりとつるし焼きにする。途中、肉の脂が落ち、それが煙となって薫製の役割を果たし、香りも豊かな仕上がりに。贅沢に厚切りしたチャーシューが、これでもかと丼の表面をおおい尽くす。噛んだ瞬間に甘い脂が口の中に広がり、そのあとを赤身の旨味が追いかけてくる逸品。良質な脂なのでくどくなく、何枚でも食べられる。
もちろんチャーシュー以外も抜かりなし。スープは山水地鶏(岡山)の丸鶏と錦爽どり(千葉)のガラを丁寧に炊いた鶏清湯(チンタン)。クリアで上品な旨味がたっぷりだ。さらに醤油ダレには、江戸後期創業の「立川醤油店」(常陸太田市)のマンゴク醤油を今回に限り使用。キレのある濃口醤油で、地鶏スープの旨味をくっきりと浮かび上がらせる。麺は自家製の細ストレート。パツパツと歯切れがよく、噛むほどに小麦の風味が増していく。
店主の三浦遼太郎さんは、茨城を代表する名店「麺屋 むじゃき」グループ出身。本店(水戸市東台)などで約3年間修業を積み、2016年に「中華蕎麦 みうら」を水戸市吉沢町にオープン。素材にこだわった淡麗系ラーメンでたちまち人気店となった。
2022年7月に現在の場所(水戸市東野町)に移転し、それを機にメニューをブラッシュアップ。特にこだわったのがスープで、新たに高級地鶏・山水地鶏を用い、メニュー名にも「地鶏」を冠して、より磨きをかけた。生揚げ醤油の香りが際立つ地鶏醤油そば、白醤油の上品な甘みを生かした地鶏白醤油そば各950円が2枚看板だ。
今回のプレミアム限定については、「和之家豚 八十八は、修業先の『麺屋 むじゃき』から紹介してもらいました。肉の味がすごくいいので、味付けはシンプルに塩だけにする予定です。和之家豚本来のおいしさを堪能してください」と店主の三浦さん。開催日(5月20・21・27・28日)は土日なので、遠方のファンにとっては朗報。しかしその分競争率も高くなること必至だ。絶対食べたい人は早めの時間をねらおう!
【実施日】2023年5月20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)開催。1日20杯限定
【中華蕎麦 みうら】
住所:茨城県水戸市東野町361-1
電話:非公開
時間:11時~14時、18時~20時30分(各LO)※材料がなくなり次第終了
休み:水・木曜
席数:19席(カウンター5、テーブル14)※禁煙
駐車場:19台(無料)
交通アクセス:JR水戸駅より車で約12分
※最新情報は公式Twitter、Instagramにてご確認ください
※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker茨城2023」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください(1人1冊、電子版不可)
【ラーメンWalker茨城2023プレミアム限定麺参加店舗】
2022年12月「良温」(終了)、2023年1月「豚男 BUTAMEN」(終了)、2月「喜元門 研究学園店」(終了)、4月「麺や 虎徹」(終了)、5月「中華蕎麦 みうら」、6月「旬菜麺屋 雅流」
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