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ViewSonicの165Hz液晶VX2728J-2K-7でゲームを高精細&ヌルヌル動作で楽しもう
3万円台で買える165Hz対応の格安WQHDゲーミング液晶
大幅にパフォーマンスがアップした新世代GPUの登場で、144Hz駆動を超えるWQHD、4K対応ゲーミング液晶ディスプレーを組み合わせたゲームプレイのハードルが下がっている。
ゲームがヌルヌルと動く1台目のゲーミング液晶ディスプレーには、2万円台から選べるフルHD(1920×1080ドット)解像度の製品もおすすめだが、少し予算を増やすことで解像度がフルHDの約1.8倍もアップするWQHD(2560×1440ドット)のゲーミング液晶を狙えるのだ。
解像度がアップすることでGPUへの負荷は増える。そのため、144Hzなどの高リフレッシュレート駆動でのゲームプレイを狙うには高いGPU性能が必要になるが、表示領域だけでなく画素数も約1.8倍にアップし、表示は高精細になる。
フルHDとの違いはひと目でわかるほどで、文字の見やすさの向上や画像、映像のよりキレイな表示と、日常使いでのメリットも大きい。そしてゲームでは高精細な表示に、キャラがヌルヌルと動く高リフレッシュレート駆動でのプレイを楽しめるわけだ。
数あるWQHDゲーミング液晶ディスプレーのなかでオススメしたいのが、ViewSonicが販売する「VX2728J-2K-7」になる。本モデルは、最大165Hz駆動への対応やAMD FreeSync Premium、VSEA AdaptiveSync、HDR10といったゲーミング液晶としての必要十分な機能を備えている。
そのうえ、「ドスパラ」で3万7950円(ドスパラ専売)で購入できるので、コスパはかなり高い。これから「エーペックスレジェンズ」といったeスポーツタイトルなど、PCゲーミングをはじめる人に、オススメしたい1台になっている。このVX2728J-2K-7を借り受けて試す機会を得られたので、レビューをお届けしよう。
VX2728J-2K-7を外観からチェック
VX2728J-2K-7は、最大165Hz駆動に対応する非光沢IPSパネルを使用した27型ディスプレーで、解像度はWQHD(2560×1440ドット)になる。
リフレッシュレートは、HDMI入力で最大144Hz、DisplayPort入力で最大165Hzに対応する。リフレッシュレートは120Hz駆動にも対応しているので、ゲーミングPCだけでなく「PlayStation 5」との組み合わせも問題ない。そのほか、テアリングやスタッタリングが起こるのを防ぐ、ディスプレー同期技術「AMD FreeSync(VSEA AdaptiveSync)」を備える。
VX2728J-2K-7の機能面を紹介する前に、まずは本体からチェックしていこう。バランス良い27型で、幅は615mm、高さは低くした状態で438mm、最も高くした状態ではピポット(縦置き)対応とあって568mmと高めになる。ベゼルの幅は上部と左右が実測約2.7mmで、ベゼルとパネルの非表示枠を含めた画面非表示領域は10mm程度になっている。
組み立ては簡単で、ポールを本体に固定後スタンドを取り付ける形になる。電源供給は付属のACアダプターで行ない、HDMIとDisplayPortケーブルも各1本付属している。スタンドは液晶下に小物を置けるV字型。机との設置面積は小さいが、金属素材で安定感がある。