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postalk、デジタルホワイトボード「postalk」のiOSアプリ/Chrome拡張機能を正式リリース 音声をテキスト化して付箋のように貼る機能も同時リリース

2023年04月27日 11時30分更新

文● ASCII

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 postalkは4月27日、同社が開発・運営するデジタルホワイトボード「postalk」のiOSアプリとChrome拡張機能を正式リリースした。また、あわせてミーティングの内容を自動でテキスト化し、ボード上に付箋として配置するpostalkの新機能「postalk with」を搭載。

 postalkは正確性や効率を重視した既存の文字起こしツールや議事録作成ツールとは違い、「ミーティングの概要を付箋にし、それを動かしながら議論する」ことに特化しているという。会議内容を記録する手間を省くことで議論に集中することができ、デジタルホワイトボードの利点を活かした議論プロセスを導入できる。

 議論を付箋化する上で「会話が自動ですべてボード上に貼られていくモード」と「会話がタイムライン上でテキスト化され、選択したものをボード上に移動するモード」の2つのモードを選ぶことができ、議論のシチュエーションや性質によってモードを切り替えることが可能。

 Chrome拡張機能のリリースにより、ウェブブラウザーで動くGoogle Meetのほか、ZoomやMicrosoft Teams・Slack Huddleもブラウザー上で起動すればpostalk withを利用可能。

 新機能は、OpenAIが開発・公開する大規模言語モデルを用いたチャットAI「ChatGPT」と音声認識モデル「Whisper」のAPIを活用しており、Chrome拡張機能は、postalkへの登録後、有償・無償に関わらず無料で利用可能。

※サービスはベータ版のためリリース後に提供を停止する可能性がある
※iOSアプリは現在のところ招待制として提供。4月6日13時までに登録している人は利用可能

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