サードウェーブとNVIDAがNPNを Solution Integration Partner として締結
AI開発向けにも注力、サードウェーブがNVIDIA T/RTX A採用ワークステーションなど発表
2023年04月19日 19時00分更新
デュアルプロセッサー構成で最大72コア/144スレッドを実現
GeForce Tシリーズ、RTX Aシリーズを最大2枚搭載可能
今回発表された製品群のなかでハイエンド向けとなる「THIRDWAVE Pro WORKSTATION X4620/X2614」は、インテルのXeon W-2223/Xeon Silver 4310と、NVIDIA T1000 4GBを搭載するハイパフォーマンスワークステーション製品だ。
AI研究・開発や3DCAD制作のほか、4K/8Kの高解像度映像処理など、高負荷な作業を快適にこなすことができるスペックを実現しているのが特徴。要望に合わせて、デュアルプロセッサー構成やGeForce Tシリーズ/RTX Aシリーズを最大2枚搭載可能となっている。加えて、メモリー、ストレージもカスタマイズできるので、ユーザーに合わせたハイパフォーマンスワークステーションを提供可能としている。
そのほか、恒温槽による熱検証、豊富なカスタマイズ部材も検証ずみなため、長時間の高負荷な作業でも安定した速度や性能を維持することが可能だという。
なお、サポート体制もしっかりと準備。THIRDWAVE Pro WORKSTATION X4620/X2614には、「Bronze 3年オンサイト保証サービス」が標準で付属しており、サポートはオプションで5年に延長できるほか、ブロンズと比べてサービス内容がアップグレードされるシルバー、ゴールドのサービスも用意している。
スリム型に第13世代CoreとT400/T600を搭載
省スペースでも高性能なデスクトップパソコン
幅100mm以下のスリム型PCケース「CK722」に、第13世代CoreプロセッサーとNVIDIA T/RTX Aシリーズを搭載するデスクトップパソコン「THIRDWAVE Pro Slim Ex シリーズ」も発表。ビデオカードにNVIDIA T1000を採用する「SDX5100」とRTX A2000を採用する「SDX5200」をラインアップしている。
スリム型ながら、ビデオカードの搭載により3D設計にも使用可能な処理能力を持ち、3Dモデリングから機構解析へといった三次元設計シミュレーションといった用途にも利用できる。加えて、A2000を採用するSDX5200は、画像・映像編集処理の分野で、GPU対応のAI処理機能をもつアプリケーションの運用にも適しているという。
また、同じく幅100mm以下のスリム型PCケース「BL672」に、第13世代CoreプロセッサーとT400/T600を採用するデスクトップパソコン「THIRDWAVE Pro Slim シリーズ」も登場。T400搭載の「SD5040」、T600搭載の「SD5060」をラインアップしている。
こちらは、10bitディープカラーを駆使した映像作成、動画処理に最適な機能を持っており、3つもしくは4つの多画面同時表示もサポートしている。
