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「Prime AP201」にCore i7-13700KFとRTX 3070 Tiを搭載する「ZEFT G32DE」をチェック

白でコンパクトなケースから漏れる淡いLEDが素敵! ゲームもガッツリできる構成のBTOPC

2023年04月18日 11時00分更新

文● 松野将太 編集●八尋/ASCII

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「ZEFT G32DE」

 セブンアールジャパンが運営する「パソコンショップSEVEN」の「ZEFT G32DE」は、CPUに「Core i7-13700KF」、GPUに「GeForce RTX 3070 Ti」を搭載するデスクトップゲーミングパソコンだ。本製品はASUS製の小型PCケース「Prime AP201」を採用しており、コンパクトなフットプリントと高解像度のゲームプレイも視野に入る高いパフォーマンスを両立させているのが大きな特徴だ。

 今回は、そんな「ZEFT G32DE」の外観と使い勝手をチェックしていく。

ZEFT G32DE
https://pc-seven.co.jp/spc/17451.html
価格:24万9800円(税抜)、27万4780円(税込)

試用機の主なスペック
機種名 ZEFT G32DE
CPU Core i7-13700KF(最大5.4GHz)、16コア(Pコア:8、Eコア:8)/24スレッド
CPUクーラー DeepCool「GAMMAXX L240 A-RGB」(240mm)
グラフィックス GeForce RTX 3070 Ti 8GB
PCケース ASUS「Prime AP201」
メモリー Crucial DDR4-3200 16GB (8GBx2枚)
ストレージ 1TB SSD、Western Digital「BLUE SN570」
マザーボード ASRock「B660M Pro RS」
電源 750W 80PLUS GOLD認証
光学式ドライブ 外付けDVDスーパーマルチドライブ
Wi-Fi インテル Wifi 6 AX201
サイズ およそ幅205×奥行460×高さ350mm
OS Windows 11 Home(64bit)

240mm水冷ユニット搭載でも高さを抑えたミニマルケース

本体サイズはおよそ幅205×奥行460×高さ350mm。卓上置きでもミドルタワーのような圧迫感はない

 「ZEFT G32DE」は、先に述べた通りPCケースにASUSの「Prime AP201」を採用。容積33リットルのコンパクトなmicroATXケースだが、最大360mmの簡易水冷クーラー、および最長338mmのビデオカードを搭載できるなど、コンパクトさとハイスペックを実現しやすい。

 本体サイズはおよそ幅205×奥行460×高さ350mmで、とくに幅と高さを抑えた寸法となっている。床上設置はもちろん卓上設置もしやすく、特に卓上設置でも圧迫感がないことは大きなメリットだろう。ホワイトカラーと目の細かいメッシュを採用した外観も、インテリアとしてよく馴染みやすい。

フロント上部にUSBポートとオーディオジャック。電源ボタンもここに配置されている

 前面インターフェースはフロント上部にまとめて配置されており、USB 3.2 Gen1 TypeA×2、USB 3.2 Gen2 Type-C×1、ヘッドフォンジャック、マイクジャック、電源ボタンを用意。USBポートがType-C含め3つ確保されており、前面だけでもマウスやキーボードなど、最低限の周辺機器を装着しやすい。

ケースの大部分がメッシュ形状となっており、通気性は非常に高い。フロント部分には電源ユニットが装着されており、前面から吸気する

開口部が多いため、とくにサイドからは内部のLED発光が漏れて見える

 フロントからトップ、サイドパネルまでかなりの面積にメッシュを採用していることからも分かるとおり、ケースの通気性は非常に高い。反面、パソコン上部に物を乗せて使用したり、側面を壁に寄せて配置したりすると通気口を塞いでしまうため、冷却性能への影響を考えるのであれば、少し気を付けたほうがいいだろう。

 また、負荷をかけてファンが高回転する場合などには、ケースの遮音性が高くないためそれなりに駆動音がする。とはいえ、ゲーム中にイヤフォンやヘッドセットを装着してプレイする場合は、ほぼ気にならないので大丈夫だ。

「ZEFT G32DE」の内部レイアウト

電源ユニットをフロントに配置する思い切った構成

240mmの水冷ユニットや大型ビデオカードを採用するが、それなりに広めの作業スペースが確保されている

マザーボード裏面。電源のコネクターが背面まで延長されていることが分かる

2.5インチシャドウベイ。独立しており、増設はそれほど難しくない

 内部のレイアウトを確認していこう。ほかのケースと一線を画すポイントとして、電源ユニットが前面に配置されていることが挙げられる。この変則的な配置により、本体の小型化とある程度の内部スペースの確保を両立させているわけだ。実際、大型のビデオカードやオールインワン水冷ユニットを装着した本製品でも、内部のレイアウトにはそれなりの余裕がある。

 そのため、小型PCにありがちなメモリーやストレージ、ファンが増設しづらいといった問題もある程度は解決されている。なお、2.5インチシャドウベイはマザーボードの背面側に配置されているため、増設時はそちら側のサイドパネルを外す必要がある。

背面インターフェース類。バックパネル部分の映像出力端子は使用せず、ビデオカード側の出力端子を使う

 背面インターフェース類は要点を押さえた構成で、映像出力はビデオカード側にHDMI 2.1端子×1、DisplayPort 1.4a端子×3の計4基が用意されている。USBポートはUSB 3.2 Gen1 Type-Aポート×4、USB 2.0ポート×2の計6基で、フロントと合わせて計9つのデバイスなどが使用可能だ。そのほか、PS/2ポート×1、有線LAN端子×1、オーディオジャック×3なども用意。デバイスの接続に関して、問題になるポイントはなさそうだ。

 外観や使い勝手に関してはここまで。次回は製品のスペックに注目して「ZEFT G32DE」の実力を見ていこう。

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