子供たちとコミュニケーションが取れるグリコワゴン
2代目にはさらにコダワリが。リアゲートを開けると、子供たちとコミュニケーションがとれる仕掛け「ロボットくん」の姿が。「どうしても動きモノを入れたかったんですよ!」と大塚さんは声を弾ませます。なんとコミュニケーションが取れる仕組みになっており、子供たちに反応して表情が変わるようになっています。また、両手を差し出すようにお菓子を渡すこともできるのだとか。
お披露目イベントには、デザイン画を応募した子供から7名が参加。2代目グリコワゴンを前に楽しそうにしている姿に、周りの大人たちがほっこりしたのは言うまでもありません。そんな中、子供心を忘れた大人の中には「天井のチョコレートクラウンは車検が通るのか?」という疑問が。もちろん改造申請を通しているそうで、取り付けたまま公道走行しても問題ナシとのこと。ちなみに、天井高の都合が悪い場所での稼働を想定し、取り外し可能になっていました。
気になるのは、今後のこと。まず1代目は今後も走り続けるそうで、つまりグリコワゴンは2台体制での運用となります。次にどこで会えるのか? まずは4月12~27日まで、グリコの工場見学施設である「グリコピア神戸」(兵庫県)、4月29日~5月31日まで「グリコピア・イースト」(埼玉県)で展示するとのこと。工場見学は予約が必要のようですので、詳しくは下記のグリコ公式ウェブサイトをご参照ください。
石河さんは車両だけでなく、本来の「子供に笑顔を届ける、夢を応援する」という面でもHondaとコラボレーションをしたいと、大きな夢を膨らませているとのこと。みんなの夢をのせて、2代目グリコワゴンは走り始めました。