Hondaは3月29日、さまざまな自転車を電動アシスト化・コネクテッド化できるサービス「SmaChari(スマチャリ)」を発表した。
自転車に取り付ける電動アシストユニットとそれに連動するスマホアプリで構成される。個々の取り付け車両のタイプに合わせて法規に準拠するアシスト出力を算出して適用させる出力制御技術により、電動アシスト機能を搭載していないさまざまなタイプの既製の自転車を電動アシスト化・コネクテッド化。型式認定取得にも対応可能という。
また、スマホアプリを通じて、電動アシストシステムの起動や個人に合わせたアシスト出力の最適化、速度など走行状態やバッテリー残量の表示、故障の検知、走行データ管理、位置情報の共有、所有者情報の管理など、コネクテッド機能を活用したさまざまな機能・情報を利用できる。スマホをシステム起動のワンタッチキーとして使用したり、アプリでの簡単操作によりスマホ上でキーの貸し借りも可能。
同社はSmaChariのスマホアプリを利用者に提供するとともに、SmaChariを搭載した自転車を製造・販売する企業に対して、電動アシストユニットの制御ソフトウェアに関する技術を始めとする各種ライセンス、ならびにSmaChariを運用・管理するコネクテッドプラットフォームを有償で提供する。
SmaChari搭載第1号となる自転車は、ワイ・インターナショナルが9月に発売する予定。