シチズン時計は3月14日、タイの視覚障害者学校に対して視覚障害者対応腕時計を寄贈した。
ロッブリー県にあるロッブリー複合視覚障害者学校(School for the Blind and the Blind with Multiple Handicaps Lopburi)にて、3⽉14⽇に寄贈式を実施。寄贈した腕時計はタイの視覚障害者学校7校の卒業⽣38名に⼿渡される予定。
寄贈した腕時計は、健常者だけでなく視覚障害を持つ人や弱視の人など、使⽤を想定する⼈が企画・開発段階から関わるというインクルーシブなデザインアプローチを採⽤した視覚障害者対応腕時計として2020年に発売。開発にあたってはロッブリー複合視覚障害者学校の在校⽣や教職員の意⾒を聞き、実⽤性やデザインを向上させている。
同社では発売に合わせてロッブリー複合視覚障害者学校に100本時計を寄贈し、その後も毎年卒業⽣に寄贈するなど継続的なサポートをしており、卒業⽣への寄贈は今回で3回⽬となる。3⽉14⽇に⾏なわれた寄贈式には、タイ・アユタヤにある製造グループ会社ROYAL TIME CITI CO.,LTD.代表取締役の⻑⽥貴夫氏が出席。多くの教職員・⽣徒の⽅々に笑顔で迎えられ、寄贈した腕時計は着け⼼地も良く⾮常に使いやすいと喜ばれたという。