このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

コストを抑えてストレージ容量を増やす!

Amazonの安価なNVMeエンクロージャーで実測3GB/sのストレージを増設したら快適すぎた

2023年03月13日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ひと手間かけて熱対策も完璧に

 NVMeエンクロージャーで忘れちゃいけないのが熱対策だ。最大リード/ライトは3000MB/s前後なので、そこまで神経質になる必要はないが、対策しておいたほうが安心なのは間違いないところ。BLM40Cにはヒートシンクが付属しているが、ここでは1200円前後追加投資して、アルミ筐体全体で冷却することした。

 追加で購入したのは、ワイドワークが扱っている圧縮できる柔らか素材の熱伝導ゴムだ。40×40×5mmサイズを購入して適当なサイズにカット。裏ぶたに圧縮して貼り付けて、NVMe SSDの熱を伝えるようにした。さらに余った部分は、基板を外して各種変換チップ部に貼り付けた。

ワイドワークが扱っている放熱ゴムを利用した。知る人ぞ知る放熱アイテムだ

 このひと手間の有無で温度は大きく変わり、「980 PRO」で「CrystalDiskMark 8.0.4」をデータサイズ64GiB、テスト回数9回の高ワークロードで実行すると、最大で40度も差が出ている。ここまでの負荷をかけることはあまりないと思うが、プラス1200円前後とひと手間で、熱の不安なく使えるようになる。

温度はHWiNFO64 Proで確認。SamsungはNANDチップだけでなく、コントローラーの温度もモニタリング可能になっている

 温度推移を確認すると、放熱ゴムを使った筐体での冷却効果は抜群で、NANDチップは41~42度、高発熱なコントローラーも40度台に抑え込んでいる。

セールのタイミングなら確実に買い!

 WindowsとMac環境で文句なしのパフォーマンスを発揮したSAN ZANG MASTERのThunderbolt 3、4/USB4対応NVMeエンクロージャーのBLM40C。セール&クーポンのタイミングなら、1万円前後で買えるので、かなり魅力的と言える。

 最大3000MB/sに迫るリード・ライトパフォーマンスを発揮する外付けストレージで、Thunderbolt 4/USB4対応のWindowsノートPCや、Macのストレージ容量不足を解消しよう。

■Amazon.co.jpで購入

【関連サイト】

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中