macOS&APFSでパフォーマンスを確認
Samsungは、Windowsの書き込みキャッシュを有効にする必要があったが、Thunderbolt 3、4/USB4対応NVMeエンクロージャーとしては最大パフォーマンスと言っていいだろう、アクセス速度を発揮したSAN ZANG MASTER のBLM40C。ここからはNVMeエンクロージャーを使うメリット大のMac環境の結果を確認していこう。
SUNEAST「SE900 NVMe 70」が、シーケンシャルリード3000MB/sを切ったが、そのほかは3000MB/s超えのパフォーマンスを安定して発揮している。シーケンシャルライトは「980 PRO」、「990 PRO」がWindows環境のように書き込みキャッシュを設定せずとも2900MB/s台と最も高速になっている。
Crucial「P5 Plus」のライト性能は、書き込みキャッシュ有効前のWindows環境とほぼ同じだ。公称値を考えるといまひとつだが、PCIe3.0×4のエントリーモデルとなる「WD BLUE SN570 NVMe」を含め、2000MB/s台あれば外付けストレージとしては十分高速ではある。
Mac環境でも「WD_BLACK SN770 NVMe」1TBモデルの価格と性能のバランスがいいが、容量2TBなら、現在特価中の「980 PRO」が狙い目になるだろう。