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iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク 第24回

iPad miniの魅力を存分に生かす方法①

【活用提案】スマホより断然便利! 持ち運びしやすいiPad miniなら出先での”調べもの”も自在にこなせる!

2023年03月13日 14時00分更新

文● 岩渕 茂 編集●ASCII

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話題のAIチャットが使える「Bing」アプリ

 最近、大きな話題を振りまいているのが、AIチャットだ。何かを調べようとしたとき、今までなら検索エンジンで検索し、表示された結果を自分で取捨選択しなければならなかったが、AIチャットなら会話形式でどんどん調べられるので圧倒的に効率がいい。

 現在、最も有名なAIチャットは、OpenAIが提供する「ChatGPT」だろう。これは非常に優れたAIチャットだが、ブラウザーでしか利用できず、最新の情報が2021年までなので表示される情報が古いという難点がある。そこで活用したいのが、マイクロソフトの「Bing」だ。

 「Bing」のAIチャットも「ChatGPT」の技術をベースにしているが、過去のデータベースだけでなく、自分でネット検索してデータを集めているのが特徴。そのため、最新の情報でも回答してくれるのが優れている点だ。また、iPad向けのアプリがリリースされているので、使い勝手がいいのも大きなポイントだろう。

【Bing - Your AI copilot】
作者:Microsoft Corporation
価格:無料
https://apps.apple.com/us/app/id345323231

 注意すべき点は、必ずしも正しい回答ではないケースがあること。内容が怪しいと感じたら、ファクトチェック(事実確認)は怠らないようにしよう。「Bing」のAIチャットは、回答の詳細情報をリンクで表示してくれるので、これを確認すると効率よくチェックできる。

「Bing」アプリを開いたら、画面下部中央の「b」アイコンをタップ。AIチャットが起動するので、知りたいことを入力しよう。

質問内容の文脈から最適な回答が表示される。ただし、たまに真偽の不明な情報が混じる点には要注意。回答のソースは「詳細情報」のリンクから確認できる。

この画面は、AIチャットの回答を選択し、ドラッグ&ドロップで作成中の資料に貼り付けた例。このように使うと、資料作成などの手間を大きく軽減できる。

 なお、「Bing」のAIチャットは、執筆時点(3月上旬)では1セッション(1回の質問と回答)は6ターンまで、1日あたり利用できる最大ターンは60ターンまでという制限がある。また、現在は試験運用中なので、利用するにはMicrosoftアカウントでの事前登録が必要となる。これはアプリに表示される指示に従えばすぐに申請できるので、使いたい人は登録しておこう。

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