GPSなど位置情報の取得が可能なGNSS受信基板が家電のケンちゃんにて取り扱い開始。Raspberry Piに対応する「GR-M10-RP (for Raspberry Pi)」と、PC用の「GR-M10-B/S-B45」が入荷している。価格はそれぞれ6500円と6800円。
衛星測位システムのGPS/GLONASS/BeiDou/Galileo/QZSSに対応する、受信モジュールのu-blox「MAX-M10S」を搭載したGNSS受信基板。位置情報の取得や時刻調整に使用できるほか、準天頂衛星みちびき(QZSS)のL1S信号で配信されている災害・危機管理通報サービス(災害通報)も受信できるという。
MAX-M10Sの仕様は、最大加速度4G、最大高度8000m、最大速度500m/s、タイムパルス精度30ns、最大更新レート10Hzなど。NMEAおよびUBXプロトコルに対応している。
アンテナ端子はSMAで、Raspberry Pi向けモデルは40pin GPIO接続。基板形状はRaspberry Pi Zeroに準拠したサイズになっている。また、PC用モデルはUSB接続(基板側端子はmicroUSB)に対応、45×45mmユニバーサル基板用のアクリルパネルをケース代わりに使用できる。なお、いずれもバックアップ電池としてCR1220×1を使用する。