西武リアルティソリューションズとアイリッジ、ワイヤ・アンド・ワイヤレスの3社は2月20日、「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」にて「高セキュリティーWi-Fi」×「アプリ自動連携」による顧客体験向上に向けた実証実験を共同で開始した。
「軽井沢・プリンスショッピングプラザアプリ」を通じ、来店した利用者に施設内の高セキュリティーWi-Fiへの自動接続を提供し、施設内にあるアクセスポイントから店舗情報や曜日に応じた施設からの最適な情報を配信するなど新しい顧客体験を提供するもの。
スマホ等で情報を調べながら効率的に買い物をしたり、非接触のデジタル会員証やクーポンを活用したりする顧客行動の浸透が進むなか、とくにおよそ26万平方メートルの広大な敷地面積と店舗数およそ240を誇る軽井沢・プリンスショッピングプラザでは、施設・店舗情報をはじめ、デジタルマップ(ルート案内マップ)によるルート案内やレストラン・フードコートの混雑状況をリアルタイムで確認できる軽井沢・プリンスショッピングプラザアプリが重要な施設ガイドの役割を果たしており、来場後にアプリをダウンロードして施設を利用する人が多いという。
軽井沢・プリンスショッピングプラザアプリを開発支援するアイリッジと、施設内にてWi-Fiサービスを提供するワイヤ・アンド・ワイヤレスが連携し、「買い物中にストレスなく必要なタイミングで欲しい情報が入手できる」新しい顧客体験の提供に向けた実証実験を行なう。
実施期間は2月20日からおよそ半年間を予定。さらに、今後このデータから得られた利用者の動向を分析するなどマーケティング施策に活かすことでより顧客満足度を高める施設づくりを目指すとしている。