ユーザックシステム、「EOS名人.NET」にてインボイス制度に対応した新バージョンを提供開始
ユーザックシステムは2月2日、「EOS名人.NET」のインボイス制度に対応した新バージョンの提供を開始した。
10月1日より施行される適格請求書等保存方式(以下、「インボイス制度」)では、電子取引においても対応が必要となり、流通業界のEDI標準方式、「流通ビジネスメッセージ標準」(以下、流通BMS)においてもインボイス制度に対応したバージョン(Ver2.1)の仕様が制定・公開された。流通BMSを利用している小売業各社も対応方針を発表し始めており、ユーザックシステムでも流通BMS対応EDIソフトEOS名人.NETにインボイス制度に対応したバージョン8.0を開発したという。
EOS名人.NETは小売企業と取引するメーカー、卸企業向けのオンライン受発注パッケージソフト。流通BMS(JX手順)をはじめ、JCA手順や全銀TCP/IP手順などのレガシーEDIにも対応可能、改正電帳法にも対応したEDI統合パッケージ。
流通BMSに準拠したデータベースを保有し、流通BMSを利用している企業各社とのEDIデータの送受信が可能なほか、2022年1月から施行された改正電子帳簿保存法の制度要件に適合した状態でEDIデータを保存できるサービスをオプションで提供。今回発売するEOS名人.NET Ver.8.0ではインボイス対応に必要な項目が追加された流通BMS Ver2.1が利用可能となる。
同社では、EOS名人.NET Ver.8.0の発売に合わせて、流通BMSにおけるインボイス対応の留意点、並びにEOS名人.NETの新機能を紹介するウェビナーを開催する予定(詳細が決まり次第発表)。