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これでどこでも開発できるように! Raspberry Pi Pico互換のUSBドングル型開発ボード

2023年02月04日 10時00分更新

文● 鈴鹿 廻 編集● ASCII

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 Raspberry Pi Pico互換のUSBドングル型開発ボード「FLINT RP2040-Grove Board」が家電のケンちゃんにて取り扱い開始。技術系サークル「FLINT」による同人ハードウェアで、価格は2490円。

USBポートに直結できる小型の開発ボード。各種部品は実装済みの状態で販売されている

 RP2040と16Mbitのフラッシュメモリーを搭載したRaspberry Pi Pico互換の開発ボードで、Raspberry Pi Picoで開発したプログラムが簡単に移植できる。66mm×24mmの小型基板に汎用のGrove端子を備え、ケースに格納してUSBドングル型に仕上げている。

 サークルでは「オシャレなカッフェーで基板をむき出しにする事なくオシャレに開発を進める事ができます」とのこと。カフェはともかく、ノートPCなどを組み合わせれば場所を選ばずに使える開発環境が手に入る。

Raspberry Pi Picoと同じチップと汎用のGrove端子を搭載している

ケースが付属し、USBドングル形状にして運用できる

 基板のスライドスイッチで電源ラインを切り替えられる仕様で、Groveの電源電圧・信号電圧は5Vと3.3Vに両対応。はんだジャンパにより信号線もII2/アナログIN/DIO/UARTに切り替えられ、幅広いユニットに対応できる。プログラマブルLEDも実装し、色でステータスを表示できるインジケーターにも使用可能だ。

 

【取材協力】

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