新宿中央公園 季節の足音 第35回

新宿中央公園には初春の訪れが! ウメの花・銀世界やロウバイや、スイセンのかすかな甘い香りを体感しに行こう!

文●新宿中央公園じゃぶじゃぶ四人組

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 皆さん、こんにちは。新宿中央公園管理事務所の「みーちゃん」です。

 この頃は寒い日が多く、こたつの中にこもっていたい日が続いていますね。こたつといえば、私が小さいころはこたつに潜ってかくれんぼをして、暑くなりながら見つかるのを待っていたりしていました(今は危険な行為だとわかっていますので、皆さん、どうぞマネしないでくださいね)。今は、体が大きくなってしまい潜ることはできないですが、寒い冬にこたつは必須ですね。

 そんな寒さが続く中、園内では「銀世界」というウメの花が開き始めています。こちらが、銀世界の様子です。まだ蕾のままの方が多いですが、早く満開になるのが楽しみですね。

ウメ「銀世界」(1月24日公園管理事務所前にて撮影)

 また、公園大橋や公園小橋のところにもウメの花が咲いています。少し濃いピンク色や白色のウメ、また桃色など様々なウメが見られます。

ウメ(1月24日公園小橋にて撮影)

ウメ(1月24日公園小橋にて撮影)

ウメ「豊後梅(ぶんごうめ)」(1月24日公園大橋にて撮影)

ウメ「豊後梅(ぶんごうめ)」(1月24日公園大橋にて撮影)

 また、「眺望のもり」や「区民の森」には、黄色いウメのロウバイの花が咲いています。

ロウバイ(1月24日区民の森にて撮影)

 写真を撮っているとかすかに甘い香りがただよってきました。

スイセン(1月24日区民の森にて撮影)

 近くにスイセンの花が咲いているので、スイセンの香りかと思っていたら、ロウバイの香りだったようです。

 よ~く嗅ぎ分けてみると、スイセンとロウバイの花は、少し違う香りがします。花の香りをずっと交互に嗅ぎわけてその違いに気づいたのですが、その様子を公園内の植物たちが見たら、まるで蜜を吸いに来た昆虫のようですね。想像すると少し滑稽に思えて笑ってしまいますが、みなさんもぜひ、花の香りを楽しんでみてください。

 さて、話は変わりますが、新宿中央公園では、毎月第1・3水曜日にフットサルコートで「多文化共生フットサルサークル」を開催しています。最近は参加してくださる方が少なく、小学校の子供たちが応援に来てくれたりしている状況ですが、楽しく開催しています。

 こちらは、前回の開催時の様子です。

 皆さん、楽しそうですね。人数が少ないときは、「ワンタッチ」といって「ボールを止めて蹴ろうとしたり、ドリブルをするなど2回以上連続でボールを触るとアウトになる」ルールで遊んだりしています。結構難しいですが、蹴っているとクセになってくる遊びです。のんびり開催しています。皆さんも、お試しに来られてみてはいかがですか。

 また、公園内では、愛犬教室も毎月第4日曜日に開催しています。こちらの写真は、昨年9月の「愛犬教室」開催時の様子です。

愛犬教室の様子(撮影2022年9月25日)

 青々とした芝生の上で、ワンちゃんたちは気持ちよさそうです。今年の1月は、イヌ同士のあいさつ仕方や上手な座らせ方、おいでの方法などを講師の齋藤先生に教わりました。ワンちゃんとの暮らしの中でお困りのことがありましたら、一度ご参加してみてはいかがでしょう。皆さまの来園をお待ちしております。

 公園HPの「公園だより」やInstagramでも公園内の季節のお花など、いろんな公園の情報を紹介中です。ぜひこちらもご覧ください

※過去の連載記事はこちら:新宿中央公園 季節の足音

文/新宿中央公園じゃぶじゃぶ四人組

20~50代の樹木を愛する三人組+みーちゃんの四人組。新宿中央公園で行なわれるイベントの運営のほか、公園を利用される方をお出迎えする仕事をしています。全員、猫とカメが好きで、とりわけ公園の白糸の滝にいるカメさん達の動向を温かく見守っています。