JN-HSP238IPSFHD-C65Wをレビュー
2万円強のUSB Type-C給電対応23.8型IPSディスプレーは昇降スタンドが自在で便利すぎ
リモートワークに最適なディスプレーは何か? 答えは人それぞれだろう。ゲームも楽しみたい人であれば、リフレッシュレートが高いゲーミングモデル。写真や動画が趣味だったり、仕事で扱うような人であれば解像度は4Kがいい。といった具合に、実に様々だ。
しかし、解像度はフルHDでもいいからとにかく安くて便利なものがいいという人なら、JAPANNEXTの液晶ディスプレー「JN-HSP238IPSFHD-C65W」を強くオススメしたい。
JN-HSP238IPSFHD-C65Wは23.8型のフルHDモデルで、パネルの駆動方式はIPSを採用している。そのため、視野角は左右178度と広く、発色も良い。直販価格は2万2980円とお手頃で、ショップによってはそこからさらに2000円程度安く購入できる場合もある。
もちろん、フルHDのIPSディスプレーという市場には、安さだけで選ぶならほかの候補もたくさんある。しかし、JN-HSP238IPSFHD-C65Wはリモートワークで便利な機能を必要最小限で無駄なく盛り込んでおり、その機能と価格付けのバランスが絶妙なのだ。
最大65WのUSB Type-C給電をサポート
JN-HSP238IPSFHD-C65WのインターフェースはHDMI 1.4、USB Type-C、オーディオ出力、ACアダプターの端子のみ。つまり、映像入力はHDMI 1.4とUSB Type-Cの2系統しかなく、かなり割り切った仕様に思える。
しかしながら、USB Type-Cは最大65Wの給電に対応しており、ノートPCやスマホなどの対応デバイスなら、ケーブル1本で映像出力と充電を同時にできる。ノートPCの場合、ACアダプターが必要なくなるので、机まわりがすっきり使え、仕事効率も上がるだろう。
また、2W×2のスピーカーを内蔵しているほか、ステレオミニジャックのオーディオ出力はリモート会議でも役立つだろう。コストを下げるために、極端に機能を絞るのではなく、便利な機能だけにフォーカスした実に無駄のない作りと言える。
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