GIGABYTE Z790 AERO Gで組んだPCを取材しに訪問したら……

机もPCも鬼自作!人気絵師・refeia先生の絶対マネしたい作業環境

文●ジサトライッペイ 編集●ASCII

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液タブにはデュアルキーボードと自作の冷却台

 天板裏の驚くべき工夫がわかったところで、肝心要の机の上の環境にも目を向けてみましょう。こちらはすっきりしているためか、デバイスの多さに反してかなり作業しやすい雰囲気です。

 とりわけ目を引いたデバイスがキーボード。なんとトラックポイント付きのワイヤレスキーボードが液晶ペンタブレットの左右に1つずつありました。「なぜ2つも?」と困惑しましたが、refeia先生によると、1つだといちいち置き場所を移動しないとフルでキーが打てないので、2つおけば左右で見えていないキーを補完できて便利、とのこと。

 確かに言われてみれば「なるほど!」という話ではあるのですが、普通は思いついても、「コスト」やら「もったいなさ」やらが頭をもたげ、なかなか実行できませんよね。refeia先生の作業効率化における考え方はプロそのもので、もはや「鬼」と言ってもいいレベルかもしれません。

液晶ペンタブレットの左右にワイヤレスキーボードを配置。というか、キーボードって2つ接続してもそれぞれ正確に反応するんですね。恥ずかしながら初めて知りました

作業中の風景。こんな感じで右手でペンを持ち、左手で各種操作を行っているんですね。で、いざ、なにかフルキーで入力する時は両手で左右のキーボードを使うということなのでしょう。チェアーモードでもスタンドモードでも使い勝手が良さそうです

 しかし、僕もよくiPadで記事のラフを書いてる時に、同時並行で調べものをするので、この効率化は心にガツンと響きました。なお、このスタイルならキーボードが左右に分割するタイプでもいいかもしれませんが、選択肢が少なめなんですよね。

 そして、refeia先生は液晶ペンタブレットの台座も自作しておりました。木版とファンで構成しており、液晶ペンタブレットの内蔵ファンの負担を減らして動作音を軽減しながらも、描画面の温度を快適に書ける温度まで下げる効果があるそうです。

台座のファンにはマスクをつけてホコリの侵入を防止。100円ショップの製品もそうですが、身近なものでなんとかするアイディアも豊富で勉強になります

ここから液晶ペンタブレット裏面のスリットに冷風を送っています。夏場でも快適な描画面温度で作業できるそうです

 そして、そんな対策にできあいの冷却台を買わず、ジャストサイズの台座を自作してしまうあたりがrefeia先生のすごいところですよね。

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