わかりやすいUI、クラウド経由で複数カメラも一括管理
Safie Oneのビューアー、「Safie Viewer」のインターフェースは非常にシンプルだ。「カメラ一覧」をクリックすると、登録したカメラの映像がすべてサムネイル表示される。見たいサムネイルをクリックすれば、ライブ映像が画面中央に表示される。
ライブ映像の下にはタイムラインがあり、クリックすると指定の時刻までさかのぼれる。タイムライン上には物音(サウンド)、動き(モーション)、後述する「立ち入り検知」などのイベントがマーカーとして表示される。見たい場面があったとき、すべての映像を見返さなくてもイベント単位で確認できるというわけだ。
Safie Oneは、カメラとPCやスマホがクラウドサーバー経由で通信する「クラウドプラットフォーム」を採用している。これにより、
- カメラ1台につき15人まで共有でき、複数名で閲覧・管理ができる
- 複数のカメラを一括管理できる
- パソコン・スマホ・タブレットからいつでも閲覧できる
- クラウド録画した映像のダウンロードができる
といったメリットがある。クラウド上のデータは強固なセキュリティ設計(AES128bit以上・Perfect Forward Secrecy)で保護されているので安心感も高い。
重宝するのが双方向通話機能。Safie OneにBluetooth経由でスピーカーやヘッドセットなどを接続すれば、店舗スタッフと通話ができるのだ。お店の様子を見守りつつ、状況に応じてスタッフへの指示出しもできる。お店の遠隔管理に役立つだろう。
エンタープライズ向けには統合管理ツール「Safie Manager(セーフィー マネージャー)」がある。カメラとアカウントの統合管理、シングルサインオンや2段階認証などのアカウント保護機能、IPアドレスによる閲覧制限、ログイン履歴の確認などの機能がそろう。多店舗を経営しているなど、より高度な機能を求める企業向けの機能がまとまっている印象だ。