クラスメソッドは年12月13日、チームコミュニケーションツール「Slack」へのメッセージ投稿と編集・削除のログを残し、デジタルフォレンジックや内部統制に役立てることができる「Slackデータアーカイブ基盤」の提供を開始した。
本サービスは、Slackに投稿された発言やファイル、URLリンクなどのデータを、ユーザー企業専用に構築されたクラウド上のデータアーカイブ基盤に収集・蓄積し、ユーザーのSlack運用を支援する。Slack上でのやりとりについて、編集・削除されたメッセージや添付ファイルまで、あらゆる履歴を記録でき、他のBIツールとも連携が可能となるため、コミュニケーションの可視化や異常検知・予測、証跡としての管理など、多岐にわたるデータ活用が可能になるという。
ユーザー間のつながりを可視化し、発言頻度やスタンプなどの計測によるユーザーの不調検知・予測するなど、コミュニケーションの可視化ができる。
また、ハラスメントやインサイダー取引などのインシデント発生後調査、発言記録や共有ファイルの証跡保管などのデジタルフォレンジックにも活用できる。その他、稟議やその他の意思決定にともなう情報共有の証跡保管なども可能。