新製品が目白押しだった2022年をGIGABYTEとジサトラメンバーが振り返る

文●ジサトラメンバーとGIGABYTEの愉快な仲間たち 編集●ASCII

提供: 日本ギガバイト

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5月
Radeon RX 6950 XT/RX 6750 XT/RX 6650 XT搭載ビデオカードが発売

【ドリル】Radeon RX 6x50 XTシリーズを搭載するビデオカードが発売されました。GeForceがハイエンドモデルを出してきたのに対して、Radeonはミドルクラスの隙間を埋めるラインナップで攻めてきましたね。

【ユージ】ユーザーが多いミドルクラスの層を厚くして、GeForceがカバーしきれていない価格帯のシェアを奪う作戦ですね。

13日11時より販売がスタートしたRX 6x50 XTシリーズ

【川村】RX 6x50 XTシリーズは、既存のRX 6x00 XTに対して性能が10%程度向上していますが、その分消費電力も増えています。消費電力がGeForce RTX 30シリーズより少ないというRX 6000シリーズの良さが消えてしまっているので、人によって評価が分かれる製品ではあります。

【ハッチ】RX 6850 XTが存在しないのはなぜなんでしょう?

【川村】AMDの中の人ではないので詳細はわかりませんが、おそらくRX 6800 XTとRX 6900 XTの性能差が小さいからだと思います。

【渡辺】RX 6x50 XTシリーズが国内であまり話題にならないのは、円安の影響で思ったほどコストパフォーマンスが良くないというのもありますね。それでもGeForceよりかはコスパが良いのですが、価格と性能のバランスを重視するミドルクラスのビデオカードを発売するには、あまりに時期が悪かったと言わざるを得ません。

6月
ツクモパソコン本店に「GIGABYTEコーナー」が出現

【ドリル】ツクモパソコン本店の正面入口を入ってすぐの場所に「GIGABYTEコーナー」が誕生しました。液晶ディスプレーやノートPCの最新モデルが多数展示されています。

【渡辺】もともとGIGABYTE製ゲーミング液晶ディスプレーのデモコーナーがあった場所を拡張しました。ビジネス向け、ゲーミング向けの最新ノートPCや大画面液晶ディスプレーを実際に触って試せます。

ツクモパソコン本店に誕生した「GIGABYTEコーナー」。A5などの低価格モデル、ゲーミング向けのAORUSシリーズ、クリエイター向けのAEROシリーズを展示中だ

【ハッチ】そういえば、GIGABYTEのノートPCって、パーツショップや家電量販店ではあまり見かけないですね。

【渡辺】なので、ツクモパソコン本店にコーナーを作ったわけです。Amazonで弊社のノートPCを購入できますが、実際に現物を触ってから買いたいというお客様からのお声を頂戴しており、そういったご要望にお応えするためにコーナーを作りました。

【岡田】ノートPCの主軸は「AORUS」シリーズと「AERO」シリーズで、最近は10万円台前半から選べる低価格モデルも充実しています。ツクモパソコン本店に在庫のないモデルは、他店から取り寄せることもできます。

【ユージ】近年、ノートPCにすごく力を入れてますよね、GIGABYTEさん。

【渡辺】はい、製品開発を積極的に行なっていますし、日本国内での販売もこれまで以上に強化しています。

【ドリル】アスキーでもレビューしていますが、クリエイター向けのAEROシリーズの評判が良いですよね。

クリエイター向けの「AERO 16 KE4-72JP914HP」

【渡辺】ありがとうございます。おかげさまでAEROの名前は、クリエイター向けのマザーボードでも使われるようになりました。

7月
GeForce GTX 1630搭載ビデオカードがデビュー

【ユージ】NVIDIAがGeForce GTX 1630を投入してきました。これまでのローエンドといえばGT 730やGT 1030といった「GT」シリーズでしたが、今回初めて「GTX」シリーズの“30番台”GeForceが登場したことになります。

GeForce GTX 1630を搭載する「GeForce GTX 1630 D6 4G」

【ドリル】GeForce GTX 1650の下位モデルという位置づけですが、部材不足や円安傾向の影響をモロに受け、安価なモデルでも2万1000円以上という、ローエンドとは言い難い価格設定だったのが残念です。

【ハッチ】これなら、ほぼ同じ価格のGeForce GTX 1050 Ti、あるいは予算を少々上乗せしてGTX 1650を買ったほうが良いですね。

【川村】すでに発売されているRadeon RX 6400のほうがコストパフォーマンスが高いというのもあって、ほとんど注目されませんでした。

【ユージ】NVEncが使えるので、動画編集時にハードウェアエンコーダーを利用できるのが利点ではありますが、逆に言うとそれ以外のメリットがほとんどありません。

【ドリル】価格が下がれば化ける可能性はありますけど、現時点ではわざわざGTX 1630を選ぶ理由はないですね。

【川村】多画面同時出力には使えますよ。GIGABYTEでは、映像出力を4つ備える「GV-N1630OC-4GL」を発売しています。GeForce GTX 1630搭載ビデオカードはDVI/HDMI/DisplayPortが各1の3系統が多い中、この製品は4つの映像出力を備える珍しいカードなので、マルチディスプレー環境を安価に構築したい人にオススメです。

「GV-N1630OC-4GL」の映像出力はDisplayPort×1、HDMI×2、DVI-D×1の計4つ。MDMIが2つあるのが特徴だ

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