KDDIは1日、静岡県熱海市初島において、衛星ブロードバンドサービス「Starlink」をバックホール回線として用いる基地局の運用を開始した。
Starlinkの通信衛星は高度550kmの低軌道に複数配置されており、静止軌道(約3万6000km)にある通信衛星と比べて、高速・低遅延での通信が可能。これにより、光ファイバー回線を用いた基地局と比較しても遜色のない、音声通話やデータ通信が提供できるとしている。
今後は山間部や島嶼地域など、光ファイバー回線が敷設しづらい地域をStarlinkを用いた基地局で補完するとしている。