D1グランプリ2022 TOYO TIRES密着レポート! 第5回
2022年のD1グランプリ終了! TOYO TIRESはGR86デビューイヤーでシーズン2位!
2022年11月19日 15時00分更新
11月12~13日の2日間、2022年D1グランプリシリーズの第8戦と最終戦が福島県・エビスサーキット西コースで開催されました。ASCII.jpが応援するTeam TOYO TIRES Driftは、有終の美を飾ることができるのでしょうか?
ついに2022年の最終戦!
舞台は新しくなった福島・エビスサーキット
戦いの舞台は、エビスサーキット西コースの山側「バンクコース」。令和3年2月13日に発生した「福島県沖地震」で大規模な土砂崩れをした西コースを、義援金・寄付金で修復。さらに土砂崩れした箇所にバンクを新設しました。コースは正周りで、バックストレッチからスタート。バンクに向かって上り坂基調で、ドリフトしながら駆け上がります。そしてバンクの頂点を通過すると一転、下り勾配。ヘアピンの先でゴールするというもの。
本来のコースとバンク部分では路面の舗装が違うほか、バンクの頂点にゾーン設定があるため、そこに寄せることに多くの選手が難儀。ですが調整をするとDOSSの点数が伸びない傾向で、難易度はかなり高いコースレイアウトといえそう。
Team TOYO TIRES Driftの#66 藤野選手によると「(ドリフトしながらバンクまでの坂を登るには)パワーが足りない。先が見えない状態でコンクリートの壁に突っ込んでいくような感覚」とのこと。
一方、チームメイトで#88の川畑選手は、水曜日からマイカーを持ち込んで練習。「だんだん楽しくなってきました」と、バンクについては好印象。藤野選手も「慣れてきたら楽しいかな」と笑顔を見せました。
第7戦終了時点でのシリーズランキングに目を向けると、トップは#70横井選手(D-MAX)に川畑選手と#99中村直樹選手(TMAR × TEAM紫)が追いかける展開。いずれもチャンピオン経験者です。
横井選手と川畑選手のポイント差はわずか4点で、川畑選手に大きな期待とプレッシャーがのしかかります。さらに川畑選手は単走シリーズチャンピオンがかかっており、かなりピリピリムード。藤野選手もチームシリーズランキングに貢献するという点で、声をかけづらい空気が漂っていました。
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