出張が多い編集者とライターが「日常でも使える」ALLPOWERSのポータブル電源を使ってみた
2022年11月24日 11時00分更新
スマホやタブレット、ノートPCは余裕で充電
ドライヤーや電気毛布もしっかり使える
充電が完了したところで、試しに手持ちのスマホ「Pixel 6a」とS2000 ProをUSB Type-Cで接続。PD充電を試してみると、しっかり20W給電できていることが確認できます。ちなみに充電残量5%から約1時間で満充電できました。この結果を先程の計算式に当てはめると、スマホを67.5回フル充電できる、となります。
続いてPD充電対応のノートPCをUSB Type-Cで接続してみました。S2000Proの表示では20Wでしたが、実際に使い始めると30W以上を記録。出力が足りずに充電しているのにバッテリーが減っていくということもありません。これなら仕事中も安心です。
電力消費量の大きなドライヤー(1200W)をつなげてテスト。ドライヤーや電気ヒーターなど消費電力が1000Wを超える家電をポータブル電源につなげると、出力が足りずにバッテリーが落ちることがありますが、S2000Proは定格出力2400W(瞬時4000W)なので、難なくクリア。前出の計算式にあてはめると、ドライヤーは1.2時間使うことができるとわかります。ドライヤーを1.2時間も使う人はなかなかいないと思いますが……。
ミドルクラスの「S1500」を
取材先のテントで活用した
S1500は、定格出力1500W、蓄電容量10092mAhのミドルクラスモデル。フロントパネルにLEDライトが用意されているので、夜間照明としても使うことができる1台です。出力はS2000Proよりも少なくなりますが、なんと100WのUSB Type-Cアダプターでも充電可能。ちなみに家庭コンセントで3~4時間、USB Type-Cで10時間とのことです。
スピーディー末岡のS1500レビュー
このコラムの筆者・スピーディー末岡は、先日愛知県で開催された世界規模のイベントの取材にALLPOWERSの「S1500」を持ち込みました。出場チームのひとつに帯同していたので、チームテントの中に置いて、スタッフが自由にスマホやタブレットなどを充電できるようにしたのです。イベント期間は4日間でしたが、毎日入れ替わり立ち替わり充電に利用されたにもかかわらず、撤収する頃はまだ半分も容量が残っていました。
また、イベントは長丁場だったので終わる頃にはあたりが真っ暗だったのですが、LEDライトが装備されているので、重宝しました。そして、日が落ちると極端に寒くなるので、持ち込んだ電気ヒーターを稼働させてみんなで暖を取るなど、S1500に頼りっぱなしの4日間でした。
出張から帰ってきた直後に生放送があったので、ここでもS1500を投入しました。ノートPCに安定して給電できるだけでなく、筆者は暗いクルマの中から配信するので、LEDライトがここでも役に立ったのです。また、腰痛持ちの筆者でも持ち歩ける、約10kgの重量は魅力的です。
来年も出張があると思うので、常にクルマに置いておきたい1台ですね。
この連載の記事
-
第5回
スマホ
AQUOS sense7はサイズ/マスクでの顔認証/カメラ/バッテリーが強いミドルクラスのスマホ -
第4回
デジタル
オシャレでGoogle Payで支払いもできるディーゼルのスマートウォッチ「THE GRIFFED GEN 6」はAndroidユーザーに朗報 -
第3回
PC
最後にやってきた未来マシン! ASUS「Zenbook 17 Fold OLED」 -
第2回
家電ASCII
今年最後に買い物するなら「ルンバ j7+」で決まりでしょう - この連載の一覧へ