背面のライトアップをカスタマイズして自分好みにできる
ゲーミングディスプレーには必須……ではないものの、ないと寂しいのがLEDによるライトアップ機能。「32GQ850-B」はそこまで派手ではないものの、背面の一部が光るようになっている。
このLEDは色の変更が可能。OSDメニューの「全般」にある「Hexagon Lighting」という設定から、好みの色を選択することが可能だ。
4つの色がプリセットされているが、それぞれカスタマイズして自分好みの色へと変更することが可能。また、固定の1色ではなく、次々と色が変化する「サイクリング」という設定も選択可能だ。
もちろん、ライトアップが不必要だという人なら、この設定で「オフ」を選ぶことで消すことができるので安心して欲しい。
PC本体もそうだが、こういったライトアップ機能は性能への影響がないため、不要だと考える人も少なくない。しかし、PCとディスプレーで統一感ある色に変更するというのは、思っている以上にキレイだ。食わず嫌いで敬遠しているのであれば、一度試してみてほしい。きっと、意外な楽しさを発見できるだろう。
「OnScreen Control」で、PCからディスプレーの設定を変更する
基本的にディスプレーの設定はOSDのメニューから項目を選び、変更するという手順だが、実はいくつかはPC用ユーティリティの「OnScreen Control」からも変更できる。
すべての項目が変更できるわけではないため、細かなカスタマイズをするならOSDに頼るしかないが、色味や画質など、試行錯誤しながら微調整を行う場合は、OnScreen Controlで操作するほうが断然楽だ。
ちなみにこのユーティリティは、LGのサイトからダウンロード可能。「サポート」の「ソフトウェア」から入手しよう。
なお、1つのユーティリティで複数のLG製ディスプレーを操作可能。ディスプレーごとの色味を合わせるといったことがやりやすいので、うまく活用していきたい。
最大260Hz対応のWQHDゲーミングディスプレーが、
実質価格で6万円切りというお手頃価格
最大260Hzの高リフレッシュレート、31.5型でWQHDという大きく見やすいサイズと解像度、さらにHDR対応、使いやすいインターフェース構成など、かなり完成度の高いゲーミングディスプレーとなっている。
もちろん、ゲームのフレームレートに合わせてリフレッシュレートを動的に変化させる「NVIDIA G-SYNC Compatible」や「AMD FreeSync Premium Pro」にも対応。チラつきや画面ズレのない、気持ちいい表示でゲームが楽しめる。
これだけの魅力を備えながら、実売価格は6万6550円前後。大手量販店でのポイント還元を考慮すると、実質6万円前後とお手頃な価格となっているのがうれしい。
ゲーミングディスプレーへの買い替えを検討している、製品選びで失敗しなくないと考えているのであれば、ぜひチェックしてみて欲しい。きっと気に入ってくれるはずだ。