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最大260Hz対応で6万円台!? 31.5型のWQHDゲーミングモニター「32GQ850-B」の魅力をチェック

2022年11月16日 13時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトラハッチ

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 LEDでピカピカ光る機能があれば“ゲーミング”と呼ぶと風潮もあるが、一般に、ゲーミングディスプレーといえばリフレッシュレートが高いディスプレーのことを指す。

 リフレッシュレートとは、1秒間に書き換え可能な画面数のこと。普通のディスプレーでは60Hz……つまり、1秒間に60回の書き換え(60Hz)というのがほとんどだが、ゲーミングディスプレーでは120回(120Hz)以上に対応していることが多い。

 書き換え回数が多いと何がいいかといえば、そのぶん省かれずに描画されることだろう。リフレッシュレートが低ければ、素早く動く物体が飛び飛びでしか表示されないが、リフレッシュレートが高いと省かれていた画面も表示されるようになるため、滑らかに動いているように見えるわけだ。

 また、次の画面が表示されるまでの待ち時間が短くなるため、より早く新しい情報を表示できるというのも大きい。とくに一瞬の判断が勝敗を大きく左右するFPSでは、このわずかな差が有利に働くこともあり、ゲーミングディスプレーが重宝されている。

 そんなゲーミングディスプレーのひとつとなるのが、「32GQ850-B」。通常設定で240Hz、OC設定では260Hzという高リフレッシュレート表示に対応した製品で、DisplayHDR 600に対応し、白飛びや黒潰れの少ないリアリティのある画面表示が可能というのが特徴だ。

 画面サイズは31.5型と大きく、解像度はWQHD(2560×1440ドット)。パネルは視野角の広いIPSで、ゲームに最適なものとなっている。

「32GQ850-B」の主なスペック
画面サイズ 31.5型
パネル Nano IPS
解像度 2560×1440ドット
アスペクト比 16:9
表示色 約10.7億色
輝度 450カンデラ
コントラスト比(標準値) 1000:1
応答速度 1ms(GTG)
色域(標準値) DCI-P3 98%
HDR DisplayHDR 600
同期技術 FreeSync Premium Pro、G-SYNC Compatible
インターフェース HDMI×2、DislayPort 1.4、USB 3.0アップストリーム、USB 3.0ダウンストリーム×2、ヘッドホン出力
高さ調節 110mm
チルト 前-5度、後15度
ピボット 右90度
サイズ/重量 714(W)×278(D)×504~614(H)mm/約8.2kg

 この製品を詳しく紹介していこう。

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