「SilverStone Selection 2022 Step to the future」イベントをレポート
21GB/s超のSSD RAID、小学生が作ったランドセル型MOD PCにやられた日
2022年11月13日 11時00分更新
文● ジサトライッペイ 編集●ASCII
新作フルタワーはまさかのグラボ斜め配置
ここからはいよいよSilverStoneのメインジャンルであるPCケースをご紹介します。セグメントごとに未発売の最新製品がずらりと並んでおったのですが、とりわけ目を引いたモデルは「ALTA F2」。
2023年第1四半期に登場する予定の最新PCケース「ALTA F2」。そこそこ大きなデスクに置くタイプのクリスマスツリーがすっぽり収まるフルタワーです
サイドの強化ガラスを外したところ
リアもすっきりとしたデザインです
この日紹介された最新PCケースシリーズは、「ALTA」(最上位)、「SETA」(特化型)、「FARA」(自由な選択)とコンセプトが分かれていました。すなわち、ALTA F2はウルトラハイエンドに属する、最も同社のこだわりが詰まったモデルと言えましょう。
最新PCケースシリーズのコンセプト
ALTA F2の特徴
嘘みたいに広い内部スペース
レイアウトは自由自在で、グラボはマザーボード上のほか、ライザーケーブルを利用すれば後部(垂直)やリアパネル(斜め)にも設置できます
後部のスペースがかなり広いため、グラボのライザー設置はもちろん、電源ユニットが2個並べて固定できます
なかなかなじみのないグラボの斜め設置は、180mmの底面ファン×3からの冷たい吸気を受けるためのも。11.3度というこの角度が、かなり効率良く冷やせる仕掛けだそうな
FARAシリーズの新製品、「FARA 511Z」と「FARA 512Z」は2022年内中に登場予定。いずれも360mmラジエーターを搭載でき、冷却性と拡張性に優れ、GeForce RTX 4090/4080といった大型グラボも入っちゃうとのこと。ちなみに、末尾のアルファベットはグレードを表し、「X」がARGB LEDストリップ搭載モデル、「Y」がARGB LEDファン搭載モデル、「Z」が両方搭載するモデルとのこと
FARA 511Zの静態展示。ARGB LEDがザ・ゲーミングって感じですね
こちらはFARA 512Zの組み込み展示。グラボのライザー設置はやっぱり映えますな。猫ちゃんが支えてるっぽい装飾も至極きゃわゆいです
もうちょっとコンパクトなサイズがいいという人にオススメなモデルが、「FARA 312」と「FARA 312Z」。Micro-ATXモデルですが、トップ/フロントで280mmラジエーターまでサポート
FARA 312Zは小ぶりでも、なんとはなしに仕事ができそうな面構え。。こちらも年内に登場する見込みです