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グーグル、信頼性判断のため「この結果について」を検索結果に表示

2022年11月02日 18時15分更新

文● ASCII

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新機能のコンテキストパネル

 グーグルは11月1日、公式ブログにて、日本版Google検索の検索結果にメニューアイコンを表示するなど、2つの新機能を発表した。

検索結果の詳細なコンテキストを「この結果について」パネルで表示

 日本語のGoogle検索の検索結果の画面の各結果に、メニューアイコン(3つの点)が追加された。メニューアイコンをタップすると、「この結果について」(ベータ版)というコンテキストパネルが開き、検索結果に関する情報の入手元が表示される。このパネルをチェックすることで、ウェブページにアクセスする前に、検索結果に関する詳細を確認できる。本機能は、2021年に英語版でリリースしたもので、今回、日本語を含む8言語で新たに提供を開始する。

 パネルには、ウィキペディアなどウェブサイト上から得た情報を表示する。本機能では、検索結果として初めて目にするサイトが表示された場合に、より安心してリンク先にアクセスできるため、健康情報や金融情報といった重要性の高い情報を探している場合などに活用できるという。

 ウェブサイトの説明が、ウィキペディアなどオンライン上に記載されていない場合は、Googleがそのサイトを最初にインデックスした時期などの情報が表示される。また、HTTPSプロトコルの使用に基づいて、サイトへの接続が安全であるかどうかをすばやく確認することもできる。

 本機能は、デスクトップ、モバイル向けウェブサイト、AndroidのGoogleアプリで順次利用できるようになる。

急速に変化する検索結果に関する新しい通知

 検索されたトピックの情報が急速に変化している場合や、様々な情報源がまだ考慮されていない場合を検出できるようになった。該当する場合には、ユーザーがより広い範囲の情報源からの情報を検索できるよう、少し時間が経ってから再度検索することを推奨する通知を検索結果画面のトップにこの夏より表示している。

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