AMDチップス集 第7回
【AMDチップス集】シーンを作って配信も可能!意外に知られていないAMD Software: Adrenalin Editionの便利な録画&配信機能をご紹介
2022年11月02日 11時00分更新
ゲーム画面だけでなくデスクトップの録画も可能
セットアップが終わった後は、「録画およびストリーム」にて「録画」、「ライブ ストリーム」、「シーン エディター」、「メディア」が選択できる。
「録画」ではホーム画面と異なり、「全画面」または「リージョン」で録画範囲を設定して、映像の録画が行なえる。デスクトップ全体の録画は、「デスクトップの録画」を有効にしていれば実行できる。
©Bandai Namco Entertainment Inc.
また、録画した動画は、「メディア」で再生できるほか、トリミングして保存もできる。
シーンを作って手軽に配信ができる
「シーン エディター」では、配信中にウェブカメラの映像やウェブページ、画像、動画などを画面に表示させる設定が行なえる。
シーン エディターでシーンを作成すれば、サードパーティのアプリを使うことなく、ウェブカメラの映像やウェブページ、画像、動画などを画面に出力しながら、配信を行なうことができる。
もちろん、そういったウェブカメラの映像などを出力せず、ゲーム画面だけを表示させて、声だけで配信を行なうこともできる。
© Cygames, Inc.
ちなみに、配信中は画面左上に再生アイコンと配信時間が表示される。AMD Software: Adrenalin Editionでは、簡単にゲームやデスクトップ画面を録画でき、YouTubeやTwitchなど、主要なサービスへの配信が手軽に行なえる。
また、チップス集第5回で紹介したスマホ版のAMD Linkを使えば、スマホを使って手元で録画&配信の開始/終了も行なえるなど、かなり利便性も高い。
複数の映像を組み合わせたりするような、大規模な配信はOBS Studioのような専用アプリが必要になるが、1ユーザーが録画&配信を行なうだけなら、十分な機能が揃っている。Radeon搭載PCを使っている、今後使用する予定がある人は、ぜひ活用してみて欲しい。
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