このページの本文へ

地域ごとにバラエティーに富んだ農産物が楽しめる「農産物を買Walker2023」発売! 第1回

杉浦太陽さんが表紙! 日本全国の農産物を地域ごとにピックアップして紹介する「農産物を買Walker2023 ウォーカームック」が発売

2022年10月27日 15時00分更新

文● 農産物を買Walker2023編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 お米や野菜、果物から、畜産物、そして加工品に至るまで、地域ごとにバラエティーに富んだ農産物が楽しめる日本。そんな日本全国の農産物を地域ごとにピックアップして紹介している「農産物を買Walker2023」が発売中だ。

 同誌の表紙にはNHK Eテレ「趣味の園芸 やさいの時間」への出演のほか、ブログ「太陽のメッサ食べ太陽」やYouTube「たぁちゃんネル」でも野菜愛を発信している杉浦太陽さんが登場。

 本記事では、同誌で杉浦太陽さんに、番組や家庭菜園での野菜作り、生産者との交流を通して実感した、日本の野菜の魅力を語ってもらったインタビューを抜粋して掲載する。


野菜を持って「農産物を買Walker 2023」表紙&巻頭に登場

――杉浦さんが野菜に夢中になったきっかけはなんでしょう?

杉浦 NHKの「キッチンが走る!」という番組なのは間違いないですね。2010年から約7年続いた番組で、僕と料理人のゲストがキッチンワゴンに乗って全国を回り、生産者と交流しながらご当地食材を使って季節のオリジナル料理を作る企画でした。番組では珍しい野菜や料理だけでなく、「なぜこの郷土料理がこの地に根付いたのか」「この食材の歴史的背景にこんな物語があった」など、いろいろなことを学びました。例えば小松菜は江戸時代に八代将軍の徳川吉宗が名付けた江戸のブランド野菜だったなど、野菜の歴史から日本の食文化の奥深さを知るうちにどんどん野菜に魅了されていきました。

――特に日本は東西・南北に長い島国ですので、全国各地にその土地ならではの個性的な野菜がいっぱいありますよね。

杉浦 気候や文化、地理的な条件も違うので、同じ野菜でもいろいろな種類がありますよね。例えば同じキュウリでも日本各地でいろいろな種類のキュウリがあります。さらに、その野菜に適した育て方や食べ方、保存方法があり、その中には先人たちの失敗や教訓から生まれた知恵がいっぱい詰まっていて、日本の食文化には本当に多彩な魅力があることを実感しました。それで自分でも作ってみたいと思うようになり、家庭菜園も始めちゃいました。

「趣味の園芸 やさいの時間」では、さまざまな季節の野菜を仲間たちと育てている
 

――杉浦さん流の家庭菜園の楽しみ方があったら教えてください。

杉浦 僕はわざと花芽を伸ばして「トウ立ち」(花芽が付いたまま茎がのびた状態)させることがあります。通常は、花芽に養分がとられ、可食部の食味が悪くなるなどの理由でトウ立ちさせないようにしますが、僕の場合はトウ立ちさせて菜花を食べています。特にハクサイの菜花は最高にうまいですよ。

撮影では、野菜を育てる優しい目線でいろいろなポーズをお願い

――では、最後に全国で日本の食文化を守り続けている生産者の皆さんに向けて、応援メッセージをお願いします。

杉浦 僕は農業や野菜をテーマにした活動を精力的に行っていく上で、まずは多くの方に野菜に興味を持ってもらいたいという思いがいつもあります。野菜について興味を持つことで感謝の気持ちが生まれ、それが食料を大事にしようという気持ちにつながり、やがては食品ロスの削減、SDGsへもつながると思っています。その結果、日本の食料自給率がアップし、生産者の方のモチベーションのアップにも結び付くと思うので、僕もそういう面でもっと力になりたいなと思っています。


 同誌では杉浦太陽さんのインタビューのほかにも注目の加工品や調味料、話題のふるさと納税返礼品カタログなど、情報盛りだくさんの内容となっている。

 気になる方はぜひ、購入して読んでみてはいかがだろうか?

「農産物を買Walker2023」
定価:781円
上記引用部:文● 木村敬(ウィット) 撮影●渡邊明音 編集●大場徹(サンクレイオ翼)
発売日:2022年9月26日

カテゴリートップへ

この連載の記事
もぐもぐ動画配信中!
アスキーグルメ 最新連載・特集一覧