イーデックスは10月20日、eスポーツやテレワークなどのデジタル需要に特化した賃貸住宅サービス「eルーム」について、同社初となるモデルルームを宮城県仙台市にオープンした。
本モデルルームは、イーデックスがプロデュースを行ない、仙台を中心に分譲マンション・ビル・戸建て商業施設のリノベーション事業を展開しているエコラが設計・管理を行なっている。
eルームは、賃貸住宅などの不動産物件にあらかじめ、ゲーミングPC、ディスプレー、キーボード、マウス(マウスパッドも含む)、ヘッドセット、デスク、チェアの7点を1セットにし、設置・運用するサービス。入居者は、不動産物件の賃料のみで、これらの設備を自由に利用できる。
設備は契約から3週間程度で物件に設置されるため、入居初日からゲーミングライフをスタートできる。高性能パソコン一式が部屋に揃っているため、ゲーム(eスポーツ)以外にも、動画クリエイターや、企業のテレワークなどの需要もカバーできるという。使用するPCの性能に応じて3つのプランが用意され、家賃込みで毎月3万9000円(最安)から。
同社は今後、同モデルのパッケージ化を行ない、全国のリノベーション企業とタイアップして、幅広く展開していく予定。アパート・マンションのワンルーム物件以外にも、戸建住宅への導入や集合住宅まるごと導入など、希望の物件で、ライフスタイルや趣向に応じて間取りや設備等をアレンジしたパッケージを提供する。