Metaは10月12日、Meta ConnectにてVRヘッドセット新製品「Meta Quest Pro」を正式発表した。10月25日（米国時間）に発売する。
優れた複合現実体験を実現する高解像度センサー、シャープな視覚表現を提供する鮮明なLCDディスプレー、全く新しい洗練されたデザイン、VRでより自然に自身をアバターに反映することができる「アイトラッキング機能」と「自然な表情機能」などの機能を盛り込んでいる。
仕事に使用することを念頭に作られており、Microsoftとの連携によりMicrosoftの生産性向上ツールをMeta Questデバイスや仕事利用における体験向上に活用できるという。これには没入型の会議ができるMeta Quest用「Microsoft Teams」やMeta Quest用「Microsoft Windows 365」、Meta Quest用「Microsoft 365アプリ」、Microsoft Teamsと「Meta Horizon Workrooms」の連携、Microsoft Teams上でのMetaのアバター利用、「Microsoft Intune」と「Azure Active Directory」がMeta Questをサポートすることが含まれるとしている。
価格はMetaストアのオンラインサイトにて22万6800円。ヘッドセットのほか、Meta Quest Touch Proコントローラー、スタイラスペン先、部分遮光ブロッカー、充電器が含まれる。
また、Meta Quest 2とMeta Quest Proのサブスクリプションバンドルで、デバイスやアプリの管理など、管理に不可欠な機能を含む「Meta Quest for Business」を来年にローンチすると発表。より表情豊かなアバター、スペーシャルオーディオを活用したブレイクアウトグループ、ホワイトボード用の付箋、より鮮明な文字を書くための新しいコントローラーのスタイラスペン先などの機能が追加される。また、フルカラーのパススルー機能を利用しながら大きなバーチャル画面にアクセスできる、個人の生産性を高めるパーソナルオフィスも可能となるという。
このほか、「Magic Room」やZoomとの連携機能、3Dモデルをレビューできるようになる機能など、新機能にも取り組んでいるとしている。
