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Sonosのサウンドバーを聴く、コンパクトなのに満足度が高い「Ray」と「Sub Mini」の組み合わせ

2022年10月09日 09時00分更新

文● ASCII

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サラウンドの世界を身近にできる

 かつてのサウンドバーは、AVアンプを中心としたリアルサラウンド再生に比べて、音質や音の広がりの面で劣る印象があった。しかし、技術は進歩していて、デメリットを感じにくくなっている。また、計測技術やデジタル技術の進歩により、低価格でも高水準な再生音を持つ製品が増えている。

 ワイヤレススピーカーの開発に先鞭をつけ、現在はホームシアターの分野にも積極的なSonosはその最先端を進むブランドと言ってもいいだろう。リビングは生活の場でもあるので、大型のAVアンプを導入し、リアスピーカーを設置し、ケーブルをはわせるのは大変だ。サウンドバーで満足感が得られるのであれば、そのほうがいいと感じる人は多いだろう。

 Rayは、Sonosとしては最も小型で、価格も抑えた製品だが、単体でも十分な満足感が得られる。その一方で、サブウーファーやリアスピーカーの追加で柔軟なシステム拡張にも対応できる。すぐ買って満足するのも良し、深く使いこんで追究していくのも良し。クオリティの面でも、使いこなしの面でも魅力あふれる製品だ。

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