特許庁の広報誌「とっきょ」Vol.54が完成! テーマは「カーボンニュートラルを導く次世代エネルギー」。時代が求める未来の姿を知財の視点で読み解く!
2022年10月11日 12時00分更新
特許庁は最新の知財トピックをわかりやすく紹介する広報誌「とっきょ」の最新号Vol.54の配布を開始した。
今回の特集は「カーボンニュートラルを導く次世代エネルギー」。温室効果ガスの排出“実質ゼロ”をめざす「2050年カーボンニュートラル宣言」に向けたさまざまな取組を各社が進めている。カーボンニュートラルを達成するカギとなるのが、「クリーンエネルギー」の普及。自然由来のエネルギーを古くから活用してきた三菱マテリアル株式会社は、その中でも地熱発電やバイオガス発電に力を入れている。エネルギーの“地産地消”にもつながる同社の斬新で多角的な取組を、知財の観点にも注目しながら、小野直樹執行役社長に聞いていく。
また、株式会社チャレナジーは日本の環境にあった風力発電を研究。台風など不安定な日本の風にあった発電機の技術について、清水敦史CEOが語る。
▼広がっていく「次世代エネルギー」を知財の視点で読み解く!「とっきょ Vol.54」はこちらから読むことができます
https://www.jpo.go.jp/news/koho/kohoshi/index.html
ほかにも、さまざまな知財にまつわる取組を紹介。
株式会社TBMは、石灰石を主原料とする新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発。SDGsの視点でも注目されるその素材の開発の過程と、特許戦略についてもコミック形式で紹介する。
特許庁が公表した、気候変動関連情報の開示に活用できる「GXTI(グリーン・トランスフォーメーション技術区分表)」。その意義と活用法はどんなものなのか、GX技術を区分して整理した仕組みについて、突撃レポート。
知財のトピックとしては、楽天モバイルショップの「内装」意匠登録の事例を紹介。建築物・内装のデザインも保護対象となっている現在の制度とあわせて解説する。 また、DAIZ株式会社の大豆油来の植物肉原料として注目される「ミラクルミート」についてもクローズアップ。
ほかにも、地域密着型の相談窓口「知財総合支援窓口」の取組事例や、特許庁の様々な仕事にフォーカスしたインタビューなども掲載。未来を描く知財について楽しみながら学ぶことができる。
▼「とっきょ Vol.54」はこちらから読むことができます
https://www.jpo.go.jp/news/koho/kohoshi/index.html