街全体をリアルタイムに3D化する「Immersive view」は東京でも使える
次の機能が「Immersive view」(没入型視点)。都市を詳細な3D映像で見せるものだ。
前述のLandmark aerial viewsに似ているが、Immersive viewはかなり性格が異なるものだ。Landmark aerial viewsは事前に生成した映像なので、日没や天気による表示の変化はなかった。また、交通渋滞の状況もわからない。しかしImmersive viewはリアルタイム生成なので、時間による変化なども再現される。
また、有名な建造物だけを再現しているのではなく、街の多くの建造物の再現を目指しているので、結果としてより詳細な情報が組み込まれている。どこが建物の入り口なのか、入るとどのようになっているのか、といった情報を、実際に操作しながら確認できる。
非常に手間がかかるものなので、いきなりあらゆる場所で使えるわけではない。グーグルは「事前の計画のもと進める」と説明している。
第1弾としては、今後数ヵ月以内にロサンゼルス・ロンドン・ニューヨーク・サンフランシスコ・東京で使えるようになるという。