フルタイムシステムは9月27日、アイホンの「テレビドアホン」と連動して宅配ボックスでの荷受け・発送時の様子を自動で録画する「Fulltime Locker home」(フルタイムロッカーホーム)を発表した。戸建住宅を対象に10月から発売する予定。
荷物の到着や発送時に、フルタイムロッカーホームの操作パネルを使って扉が開かれると、自動でその様子がテレビドアホンで録画される。また、不在時の荷受けの場合でも、その日時や様子もテレビドアホンや連動するスマホの録画映像で確認できる。宅配ボックス連動に対応するアイホン製テレビドアホンは「WP-24A」「WP-24B」となる。
同社は、戸建住宅で宅配ボックスが設置されていると、日中留守にしがちな家と思われてしまい、防犯上よくないという懸念があるほか、盗難リスクをより高める原因にもなると指摘。本製品で映像を録画・保存できることで、いたずらや盗難防止等のリスク軽減につながるとしている。
本サービスに対応する宅配ロッカー「フルタイムロッカーホーム」は、セキュリティー機能を備えたコンピューター制御式ロッカーで、タッチパネルを搭載する。専用ICカードまたはICキーをかざすと荷物の受け取りができ、ロッカーに荷物が届くと着荷を通知するメールが届く。