日本エイサーは9月22日、ノートPC「Swift 3」の新モデル2機種「SF314-512TP-F76Y」「SF314-512TP-F56Y」を発表した。価格はオープンプライスで、9月下旬より法人向けに発売する。Acer公式オンラインストアでも販売しており、販売価格はSF314-512TP-F76Yが21万3800円、SF314-512TP-F56Yが19万2800円。
本モデルは、14型でフルHD(1920×1080ドット)解像度、高視野角の非光沢IPSパネルを採用。OSはWindows 11 Pro、CPUはSF314-512TP-F76Yは第12世代インテルCore i7プロセッサー、SF314-512TP-F56Yは第12世代インテルCore i5プロセッサーを搭載。ストレージはPCIe Gen4接続の512GB SSD、メモリーは16GBを備える。バッテリーの連続駆動時間はおよそ7時間。
タッチパネル操作に対応しており、資料や画像の拡大・縮小など指先で直感的に操作できる。また、ビジネスの用途に合わせてMicrosoft Office Home & Business 2021、またはMicrosoft Office Personal 2021のプリインストールモデルも選択可能。
タッチパッドには、海岸からおよそ50km圏内の内陸で回収されたオーシャンバウンドプラスチックを素材に入れ込んだ、OceanGlassタッチパッドを採用。海に流出する可能性が高い廃棄物を製品に再利用することにより、海洋プラスチックやマイクロプラスチックの削減に貢献する。
重さおよそ1240g、高さおよそ15.9mmの軽量薄型設計で、筐体は耐久性にすぐれた高品質のアルミニウムを使用している。ディスプレーを囲むベゼルを狭く設計し、本体カラーはシルバーカラーに仕上げた。
さらに、Acer独自の冷却システム Acer TwinAirを搭載。最適な場所に設置された2つのファンで効率的にPC内を冷却するという。ファンの速度はFnキーから変更可能で、使用シーンに合わせてサイレントモード、ノーマルモード、パフォーマンスモードから選択できる。
およそ200万画素のフルHDウェブカメラを搭載。Acer TNR(テンポラルノイズリダクション)テクノロジーにより、暗い場所でも画質を調整し、くっきりと映し出す。さらに、AI技術によるノイズリダクションを実現したAcer PurifiedVoice機能により周囲の雑音を抑制する。無線LAN規格はWi-Fi 6Eに対応。電源ボタンにはWindows Hello対応の指紋認証リーダーを搭載する。インターフェースは、USB 3.2 Type-A×2とHDMIポート、Thunderbolt 4対応で映像出力にも対応したUSB Type-C×2を備える。